バス通学

　試験前2週間毎日通う塾は19時から。部活は18時までなのに18時半になっても長男君が帰ってこない。ようやく心配し始めた18：35頃長男君が疲れた顔で帰ってきて「ままー自転車のカギ無くした」ですと。
　「今日は歩いて帰ってきた」「明日歩いて行かないと」とウエウエ弱音吐いて溜息つく12歳男児170センチ大中坊。
　鍵紛失は想定の範囲内。私もよーく無くすので強く叱ることも出来ず、「スペアのカギあるから、明日これ使いな」と言った。ウジウジしてても鍵が見つかるわけじゃなし、とにかく今日は塾に行ってくれい。

　で今朝、起きるなりウジウジしている。今日は2キロ歩いていくんだから早く起きて！　と叫んで叱るがやっぱりウジウジ大中坊。「ままー無くしたんじゃなく誰かがとった」だの「鍵付けっぱなしにしてたら、帰りに無くなってた」とか言ってウォーンウォーンめそめそしてるんである。
　それはお気の毒だけどもう行かないと間に合わない！　と焦るのは母ばかり、長男君はずっと「鍵とられた」とめそめそしてるので、大甘母はつい「だったらバスで行くか」と言ってしまった。甘やかし母ちゃんは長男君にはなんとしてでも学校に行ってもらいたい一心です（一応皆勤目指してます）。
　調べたら市のコミュニティバスがジャストで良い時間にある。うちの目の前のバス停7：35に乗れば7分で中学校の目の前まで～。というわけで今日はバス通学。

　しかしそのまますんなりいかないのがやっぱり長男君、想定の範囲内。「ままー先生に見つかったら怒られちゃう」「誰かに見られたらなんか言われちゃう」「バスって違反？」とか言い出しめそめそする大中坊。めそめそめそめそ。
　結局170センチのめそめそ大きい中学生男児（超健康）に43歳のおばさん、付き添い通学しましたよ（爆）。「先生に見つかったら『足くじいたからバスで来た』って言いなさい」ってビッコの仕方を息子に仕込んでw。
　私は抜かりなく「すみません、うちマイカーないので息子をバスに乗せました」ってセリフを練習しといた（爆）。
　ああーこういう私の子育てあってこそのめそめそ息子だわね、と自分で反省しながら母一人、中学校のバス停からマンションまで歩いて帰る朝8時。
　よし息子が無事学校に行けたから今日1日、私昼自由時間は無事確保だ。自分のお昼寝のため、じゃなくて（笑）、息子が学校行くためならなんだってやるよ。