アジア旅行7日目

　昨日の強硬日帰りハロン湾の疲れもなんのその、元気に起きて朝ごはんです。今日と明日は何しようかな～（することないｗ）と話して、バッチャンという陶器の街は？　興味ない息子達。博物館や遺跡や収容所は？　興味ない息子達。ということで今日は1日街歩き＆食べ歩きにしようということに。とりあえず朝ごはん食べたら食べ歩きに出かけます。

　ホテルを出て徒歩1分、通りの並びのcafe29で評判の鳥おこわ購入、200円位。この時は朝ごはん後でお腹いっぱいだったからお持ち帰りにしたけど、後であまりに美味しくて取り合いになった一品。日本の鳥おこわと同じ味。


　その後木製ハンコを作りに行く。長男君用と次男坊、そして甥っ子姪っ子の名前入りを注文、1つ3ドルなんだけどとにかく種類が沢山あり過ぎて悩む。長男君は「どれでもいい」次男坊は「これでいい」、買いものに熱意は全くない。

　旧市街をてくてく歩いて次に向かうはバインミー25。ベトナムに来たのにまだ未食のバインミー。トリップアドバイザーで1位になっていたこの店まで徒歩10分位。近いけど暑くて喉カラッカラなのでスミマセン朝からプハー。バインミー3等分してもらったのに、息子達パクチー拒絶につき私がひとりで一つペロリ。ああ美味し。この後すぐそこの市場に行こうと息子を誘ったら超絶拒絶されたのでホテルに戻る。


　ホテルに戻ったってつまらないので、息子達を置いて私だけまた旧市街へおばさんぽ。長男君の通学用バックを探して、私の一存で購入。とにかく容量が多くて（25ℓ）、ポケットが沢山あって黒っぽければいいんでしょ、と思い交渉開始～。70000vndを50000まで値切ったけどそれでも安くないなぁ。でも日本円で2500円、中学に入学したら事情が分かるだろうし、その時良いヤツを買い直せばいいかと思って買っちゃった。長男君が気に入らなかったらエビィへまわせばいい。


　1時間程してホテルに戻ったら息子達を外に連れ出す。「お腹すいてなーい」「待ってるー」と乗らない息子達なので、「マッサージ行くよ」と言って誘い出す。マッサージは1時間6ドルチップ2ドルの計8ドル。全身と足裏をやったら超気持ちよくて次男坊はお気に召したご様子。「あー気持ちよかったー」と何回も！


　マッサージもして元気回復したところで、ちょこっと遠出をもくろむ母。トリップアドバイザー2位のレストラン「クアンアンゴン」まで歩いていこうよ～と提案。多分ここから1キロ位で散歩にはちょうど良い距離。次男坊は「ええ～歩くのぉ～」と言いつつマッサージ後で上機嫌なので「迷わないなら行ってもいい」上から発言。
　次男坊様の許可が無事おりたので3人でてくてく「クアンアンゴン」まで歩いて行った。長男君がスマホを見ながら道案内してくれる。どーやらこの息子は十分地図が読めるぽい。私も脳内に地図インプットしてきたので迷わず20分位で到着。次男坊様の条件を満たせて何より。

　順番待ちの人気店につき15分待って席へ。私と長男君で適当にタニシ、はまぐり、からあげ、バインセオなど頼み楽しくお食事♪と思ったら、空心菜の炒め物を長男君が独占したことで次男坊様大激怒！　兄弟で盛大に取り合いっこして結局もう一皿頼むことで解決するが、空心菜取り合う兄弟喧嘩には周囲の中国人すら大注目でw、恥ずかしかったー（汗）。おかげでビールがすすんで、それでもガンガン食べてお会計は4000円位。味も良いし雰囲気もいいし、次回はゆっくり一人で来たいものだ。

　ゆっくりたっぷりランチを終えたら15時位になってて息子達はまたホテルで休みたいそうだ（こればっかり）。なので私は再びおばさんぽ。もうおやつの時間だしね～と独りでビアホイを飲もうと思ってビアホイ通りまで。てくてく、てくてく歩けど歩けど…おかしいな、どこでも皆瓶ビール飲んでてビアホイ見つからない。てくてくてくてく。沢山声はかけられるけどどこも瓶ビールメニューなんだよね～。
　昼だし私おばさんだしなぁ、ガイドブックもないしスマホも無いしなぁ、よく分からんわと無念ながら断念。これはリベンジ必須だわ。
　散歩しながらいろいろ私も考える。
「お散歩楽しくて、活気があるアジアで、ビールが安くてご飯が旨いハノイ。雑貨屋もカフェも沢山あって楽しいハノイ。色々私も旅してきたけれど、なんかずっとハノイでいいんじゃないかなぁ、暇あらばずっとハノイでいいんじゃないかなぁ。」


　一旦ホテルに戻って休み、18時過ぎに今度は息子を連れて夕ご飯。「焼肉行くよ」と誘い出す。さっきビアホイさがして彷徨ったストリートは焼肉街になってたのでぜひそこへ。どの店にしよーかなーと迷う余裕もなく少し歩いたら客引きに誘われて「路上じゃない店がいい」という長男君の意見で1件目。

　2人前で250000ドン（1250円）。ここは韓国系でサンチュで包んでたれをつけて食べる方式だけど、なんと鉄板にはマーガリン、付け合わせはフランスパン。肉は牛豚鳥ミックスで息子達がおお喜び。ジュージュー焼くのも楽しいし、何せ通りに観光客が溢れてて大騒音につき必然テンションもあがる。


　1件目を出たところで長男君が「お腹すいた」て（絶句）。確かにライス食べてないし、2人前を3人で食べたし量少なかったしね～からの焼肉屋はしご。2軒目は長男君の希望通り室内エアコン付きの店へ。2軒目は最初の店と同じ価格ながらビール2本フライドポテト付き、サンチュ＆たれ無し。でもやっぱりマーガリンなので塩で食べるのもなかなか美味しい。
　エアコンのお店だから少し長居、ファランや地元の人達は路上で鍋とかやってるのね、暑い！


　たらふく食べた後は、歩行者天国旧市街をお散歩。手作り棒アイスや、ベトナム風コールドストーンアイスを食べたり、完全にカロリー過多。20時位になって日曜で、歩行者天国はあまりにも多くの人で盛り上がりまくってるのでホテルに帰るのも惜しいし～食べ過ぎだし～。「ヨシ湖一周しよう！」思い付きで息子達に湖一周散歩をご提案！


　息子達大反対だけど「食べすぎなんだよーゴルア」と強制散歩へ。超人込みの中一周したら20分かかりました。途中でJAPAN祭りで桜が飾られてる公園とか、歴史ある官公庁の建物とか回れて「ああ良かったねぇ」「散歩して楽しいねぇ」と言うも息子達返答無し（笑）。
　本当にホテルに戻るのが惜しくなる大喧騒のハノイ歩行者天国は、絶対体験すべし。これがアジアの熱気で超楽しいじゃーん。母大満足のハノイラストナイト、やっぱりもうずっとハノイでいいんじゃないかなぁ。という思いは募るばかり。

アジア旅行6日目

　ボンセラホテル2回目の朝ごはん。今日はハロン湾ツアーに行くので朝7時15分ロビー集合と早い。「その前にプリンだけでも食べよ」と私が言ったら、長男君と次男坊も「プリンだけでも食べよ」と早めに起きた。恐るべしこのプリンの魅力。


　10階の厨房でおばちゃんがお料理を作っているみたいで、多分全部手作りのご飯。サンドウイッチとかパンとか、生春巻きとか巻きずしとかも美味しい。朝から美味しいもの食べると幸せで、長男君が「Shangri-laみたいに豪華なのも良いけど、ああいうところ行くと全部見るの大変だし、食べ過ぎちゃうから」「これくらいの量で一つずつ美味しいのがいい」と言う。ハイいまウータ君良いこと言いましたよ～皆さん聞いてください～。そうです、豪華でも手作り地味でもどちらもよくてどちらも楽しめるの許容の広さが一番ですよねぇ。
　ってこれ私が昨日の夜喋ったセリフのマルパクリです（爆）。息子に価値観と意見パクられたー！

　今日のハロン湾ツアーはホテル隣の旅行社で申し込み1人45USDツアー。往復バス、6時間クルーズ（大回り）、昼食、バンブーボート（orカヤック）、洞窟、ビーチ込み7時出発22時帰着という盛り沢山なもの。ホテルでは50USDのVIPツアーを申し込めたけど、それだとクルーズが3時間（小回り）で帰りは20時。かなり迷った挙句長いクルーズを申し込んでみた。
　バスはVIPバスでWi-Fi完備と言われてたけどそれは真っ赤なウソ。30人乗りバスでWi-Fi無し。30人全席乗り込んだ大型ツアーだった。名簿を見たら日本人は私達だけ、後は10か国位の人達が参加でマレーシア人が多かった。片道4時間の道中一度だけ30分間ドライブインで休憩があり、息子達はそこでフランクフルトソーセージゲット（2本250円）。

　船着き場に到着したのは12時半。バスの運転手さんがスピードを出さない人で、道中次々に抜かれまくる。おかげで出発から5時間以上かかってしまった。はぁ今からクルーズ6時間かぁ…とほほ。



　乗船したらまず昼食。バババンっと出されて一気に食べる。長男君はこういうのダメなタイプで手を出さなかったけど、空腹には勝てず最終的にはバクバク。ベトナム人夫婦と相席で5人でほぼ完食。決して美味しいものではないけれど、中国本土みたいなとんでもないものでもない。ま普通に食べれる程度のものだ。贅沢は言うまじ。


　乗船して1時間程経ってご飯を食べ終えたころ、洞窟に到着。下船して山を登って洞窟を見学する。ここ、想像以上の湿気と暑さの人の多さで割と地獄。とにかく中国人団体が多くて多くて進むのもままならず。中国人大はしゃぎで列は止まるし、とにかく暑いしなので、とりあえず回って終了～という感じ。洞窟自体は日本にもよくある感じの、それです。


　ここで中国人おばちゃんのミニスカート軍団に遭遇し、これ以後ルートが重なっているらしくてとにかく一緒になる。その姿が私のツボにはまり、姿をみるだけで笑いが止まらなくなる。息子達も洞窟そっちのけで中国人BBAミニスカート軍団に大うけで洞窟観光の辛さが少しゆるむ。BBAグッジョブ（爆笑）。いやまじ、この人たち半端ない破壊力だよいろんな意味で。


　あまりの暑さでやられ、船に戻ったら即ビールプハ。ハロン湾の景観は素晴らしいものだけど、30分位で正直飽きるわけで。ここは涼しい風に吹かれながらビールを飲むのが一番正解かと。もうここは迷いなくひたすらビール道突き進もう、だって1缶2ドルでコーラと同じ値段ですもん。


　再び30分ほど乗ったら次はバンブーボートかカヤックでハロン湾を探検する。カヤックは二人乗りなので3人連れの私達はどうしても半端になるから、自動的にバンブーボート乗船。こちら参加者は10人でインドネシアンと日本人のみ。
　ガイドさんは20人とともにカヤックに行ってしまったので、残された私達は言われた通りに乗船を待っていたが…。待てども待てども中国人団体に列を横入される。何台も待ってもどんどん抜かれる。
　インドネシア人とお互い溜息をついて、うまく反論もできず結局ガイドさんが様子を見にくるまで乗れなかった。中国人団体のすごさに長男君ドン引き。ようやく待って乗ったバンブーボートはそれなりに楽しかったけど、まあ想像通りな感じ。

　カヤック＆バンブーボートから戻ったら次はビーチへ。ここも中国人団体にほぼほぼ占領されてて（笑）、もう喧噪とカオスとポーズの世界。これはビール飲むしかないっしょ。私はビール、次男坊は座ってて長男君はひたすらお砂遊び。


　17時過ぎ、怒涛のプログラムをこなしたら後はもう船着き場に戻るだけ。ワインが振舞われたのでビールとワインで独り乾杯♪　船内はマレーとかインドネシアの方が多くてワイン飲む人全くいない～。ましてやビールなんて。もはや人目を気にすることはないので飲みまくる日本人BBA。


　息子達はとっくのとうに景観への興味をなくしてるんで、漫画とかスマホ。夕焼けキレイなのにー、見もしないのも想定内行動。ハロン湾の景観を見て「うわー」とか思うのって最初だけだわ、私も確かに。
　途中からは中国人団体の行動が面白過ぎてそればかり見てたし（笑）。てか中国人団体だったら桂林でいいでしょ桂林で。桂林とここほぼ同じじゃん、とつぶやいてみる。

　18時半頃ようやくバスが出発し、これから4時間かけてハノイに戻りま～す。帰りもスピード抑え目でのんびりドライブ。行きと同じドライブインで30分夕飯休憩があったのでチャーハン（300円位）を頼んで3人でシェアしたら予想外に美味しい。ドライブインではどうやら私達は最後のバスだったので、私達がいなくなったらお店は撤収。最後の最後まで楽しんだ、ということですねっ（はいはい）。

　最後ハノイは歩行者天国中で渋滞天国。なので「歩いて帰ります」宣言して近くで下車して歩いてホテルへ、時は22時半本日のツアー実に所要17時間ですか～。すごっ。
　心配は少しあったけど全然へっちゃらで元気にホテルに帰還しました。世界遺産より楽しい中国人とか、色々満喫した1日で大満足。盛沢山過ぎたからさっさと寝よ寝よ。
　

アジア旅行5日目

　ボンセラホテルで朝ごはん。部屋は4階だけど朝食会場は9階で、湖が一望できるレストランで6時から10時まで。簡単なビュッフェとオーダー注文（クレープ、パンケーキ、フレンチトースト、エッグ、フォー）式。オーダーは何度でもいくらでも可能で「more?」なんて声かけてくれる。
　このレストランはお姉さんがすっごい笑顔で優しくて、ゲストに合わせて挨拶を変えて声かけてくれる。朝食は種類はそう多くないけれどどれも味が良くて本当に美味しい！　特にプリンが絶品中の絶品で私達3人でドはまりしてしまった。甘すぎず、滑らかで、とろけて、でも卵の味がして、とにかく言葉であらわせないほど美味しい。私が感動してたら横で息子達もバクバク食べてて、そんな私達を見てお姉さんが「たくさんどうぞ（日本語ママ）」て笑顔で言ってくれる。涙出そう、プリン旨くて。

　部屋に戻ってゆっくりしてたんだけど、1フロア3部屋の小さなホテルで、隣の部屋をお掃除していたのでこの機会に私達の部屋も掃除をしてもらおうと思い、外出。近くの教会に行ってみるが…20秒で見学終了～チーン。そうだった、この人たちはひとつも観光に興味がないのだった。買い物にも興味ないなぁ、あれ一体何に興味あるんだっけ（笑）？


　教会から少し歩いたところで、ホテルの方おすすめのフォー１０を発見。お腹すいてないけど折角だから入ってみる。３人で２つをシェアして食べ比べ。化学調味料使ってないというだけあってスープ旨し。大満足でペロリ、食べてみるものです。


　そろそろかとホテルに戻ってみたらお掃除が終わっていた。ハノイは高湿度だし、お腹いっぱいだから休憩したいと息子達が。私もそろそろ自由におばさんぽしたくてうずうずしてたので午前中は自由時間に。「お昼に戻ってきたら一緒にランチしよ。それまで部屋にいてね」と私が言った時の息子の嬉しそうな表情！　
　そうです、この人達の好きなものは、観光でも買いものでも散歩でもなくて部屋でスマホ、なのでした。至極残念なことですが。

　10時過ぎから私は一人で旧市街ブラブラ散歩にお出かけ。スマホも無し、ガイドも無し、ただひたすら歩きに歩く。ハノイの街はとにかくごちゃごちゃしててどこを見ても絵になる風景。人が沢山いて、モノが沢山溢れててどれだけ歩いても全く飽きない。

　12時過ぎたら一旦部屋に戻って息子達を様子見。よしよし喧嘩はしてないようだ、てか動いてない大仏（笑）。
　昼はダックキムというこれまたホテルおすすめのブンチャーのお店へ。豚肉がこれでもかと入っててとても食べきれない。甘くて炭火焼肉が美味しい。おビール飲んでも3人で2000円位だった。すごい量なので残しちゃったけど、揚げ春巻きはお持ち帰り。捨てるなんて勿体ない！　食べたらまた息子達はホテルに戻りたいという。私は明日のハロン湾ツアー手配のために旅行代理店探し。コンビニ行ったり両替したり、私は結構忙しく彼方此方ウロウロ、これが楽しいんだ。息子がいない方が自由で楽しい気分なり。

　16時頃息子達と合流して湖方面へ。寺とか見学でもしようかと回るけど、長男君も次男坊もこういう時は歩くの早い（爆）。観光するとてくてくてくてくあっという間に見終わるのだ。


　全く知らなかったのだけど、ハノイ旧市街は金曜土曜日曜は歩行者天国になり、ナイトマーケットが出現する。私達はそのど真ん中のホテルに滞在していてかなりラッキー。なんならトイレに戻るのも簡単なくらい。
　今日はたまたま日本の桜まつりみたいなものをやるらしくてリハーサルしていた。観光客は日本人はあまり出会わず中国人だらけだけれど。


　なんとなんと17時20分から今日もまた、2回目の水上人形劇をみます。昨日見てすごく面白かったのと、昨日はH列で前の人の背中で舞台が半分見えなかったのでリベンジに。今日は「A列ください」と指定してA列が見られる時間のチケットを買った。一人1000円なので、後悔ないように見ておくべし。思った通り、一番前で見たら感動格別だった。だって全部見られるんだもの。歌や音響も大きくて大満足！

　「Rap&Roll」という小奇麗なレストランに寄って少しだけ生春巻きなど頼んで夕飯に。その帰りは歩行者天国をお散歩。炭火の焼肉が美味しいと次男坊がお気に入り、甘くて確かに美味しいわ。売り手によって味が微妙に違うのも面白いし、鳥肉じゃなくて豚肉を売ってる人もいる。

　ものすごい熱気と活気のナイトマーケットの屋台を少し冷やかして帰る。売ってるものはそんなに大したことないのでTシャツだけ購入。食べ物じゃないと息子達は付き合ってくれないので。それにしてもとにかくすごい人人人。アジアの熱気、本当すごいもんだと感心しきり。

　もう少し遊びたいけど、明日の朝が早いので今日はおしまいにしてホテルで休も～。コンビニで缶ビールを買うのを忘れずに。350ml65円のビールをいっぱい買って、あと息子達にはレッドブルを購入して、さあホテルに帰ろうか。

アジア旅行4日目

　朝6時起床、6時半にはホテルをチェックアウトしてタクシーでチャンギ空港に向かう。タクシーのオッサンが本当にお喋りで、英語でガンッガン話しかけてくるがシングリッシュだから内容がよく分かる。「あと30分タクシーに乗るのが遅かったらビジネス街だから渋滞で空港に着けなかったよ！」「最近日本人は来ないよ、中国人ばかりで彼らは本当にうるさいんだ」「インドネシアの大気汚染で咳が出るよ」みたいなリアル新聞記事みたいな会話。シンガポールは治安もいいし住みやすいけど「物価が高くて大変さ」みたいなこと言ってた。「日本ほどじゃないけどね」って。いえいえ、日本人から見ても物価高いですよと言いたい。あのドミトリーで1万円超えは日本でもありえないから（笑）。
　空港チェックインは全て無人機械で。長男君が一言「ママー空港の仕事って10年後にはなくなっちゃうね」。かもね～これだけ機械でスムーズに荷物まで預けられるならば、人はいらない。


　シンガポールは出国も機械でスーだもんね。今日はラウンジにはいかないでフードコートで飛行機待ちです。650円で一風堂のラーメンを食べたら美味しいと息子達は大喜び。私には汁の一滴もくれない彼ら。
　なので私はセブンイレブンでタイガービール買って4SGDで320円。日本より全然高いよ～。

　SQ176便は9：20定刻で離陸、意外なことに満席です。長男君は「この路線だったらもっと良い機材があったのに」とか言って私の航空便選択に不満満々。でも機内食がとっても美味しくて、CAさんが更にお替りをくれたものだから「やっぱりシンガポール航空って一流だね」とか言う。機内食お替りくれる気配りがあるんだからそりゃ一流も一流だよ～ｗ。
　ハノイには定刻着。こちらもスムーズで荷物待ち時間もなく入国完了。早速タクシーに乗ってホテルへビューン。ベトナムでは絶対ぼられると思って、わざわざ午前早くに着くようにしたんだから。それなのに…乗ってから「20ドルね」ってニコニコ言われ折しも両替直後で500000札紙幣しかないからついOKしてしまったおバカえびとも。ついて早々これ、アジアの洗礼受けた。
　実は私、ボケボケしていて歩き方のベトナム本を忘れてくるという大失態をしてしまったのだ。
　それでタクシーの相場ってもんを把握してなくて着いて早々大ショック。因みに相場は10ドルです。


　そんなこんなで埃っぽい街を45分通り受けていよいよ旧市街、ホテルへ。いやぁ車窓から眺めてるだけでおカオスカオス。アジア感ムンムンでいいよ～いいよ～と盛り上がってくる、早く街歩きしたい！
　ボンセラホテルはものすごくキレイでどうやら街のど真ん中みたい。タクシー降りたらボーイのお兄さんが来て荷物持ってくれるしウエルカムドリンクは美味しい。地図とおすすめショップリストくれて、レストラン情報を地図を見ながら説明してくれる。ガイド忘れた私の前に現れた神！　でもチェックインまで2時間あるから「それまでランチしてきたら？」と。はいそうします。

　機内食二つ食べた息子達は食欲もなく。私独りとりあえず適当に入ったフォー屋でランチ＆おビール。フォー250円、ビール75円ですってよ。メニュー見ながらニヤニヤニヤニヤ。これだったら最初からハノイ来ればよかっ…（ry。
　長男君は「今日のホテルは大丈夫？トイレ部屋の中にある？」と部屋の心配が止まらない。大丈夫だよー「でも今日のホテルの方が3000円安いんだよ」と言ったら、また不安な顔をする長男君。物価ってものがひとつも分かってない。

　14時になったのでボンセラホテルに無事チェックインしたら、天国みたいに素晴らしい（ように感じる）。シングルとダブルのベッドの上にはバラの花びら、勿論生バラが飾ってある室内。ものすごく清潔だ。冷蔵庫もある！　というので早速コンビニにビールを調達に行くがこれが交通戦争。信号無いし守らないから自分でガツガツ渡るしかない、キャー楽しい！　息子達も大したものでスースー渡ってくの。私も「ほらーっ行くよ」なんて掛け声あげて渡るの、キャー楽しい！　ようやく来たぜアジア！　ひとまずコンビニ行ってビールとかコーラ買って部屋に戻ってしばし休憩。

　17時になったらホテルを飛び出して、水上人形劇のチケットを買いに行く。歩いて5分位で劇場に着いたら丁度18：30に空席があるというので購入。開演までの間に夕飯、てことで路上のお店へ。生春巻きとか豚から揚げとか、鳥の丸焼とか、繁盛店だから間違いなかろう入ってパクパク。旨いけどここ、ビールが無くてちょっとショック。
　ハノイに着いたしホテルがきれいなもので安心し、もう母子旅行不安がなくなったということで、しかもとにかくビール安いから！　ここで晴れて禁酒宣言撤回。

　時間になったらタンロン水上人形劇場へ。生まれて初めて見るので知らなかったけど、これ凄い面白いかも。生歌生演奏だし、動きが流暢で分かりやすい。
　60分3人でがっつり楽しんでしまった。


　帰りは迷路のような旧市街を少し迷いながらホテルへ。エビィが用意してくれた携帯用SIMが、マレーシアとシンガポールでは好調だったのにベトナムでは一切つながらないのでGoogleもなく、歩き方もなく、自分の勘で動かなくちゃいけない。昔の旅はそれが普通だったんだけどね。あとはホテルのWi-Fiで出来るだけ下調べをしておかなくては。
　とりあえずハノイ初日は早くホテルに戻ろう。帰りにフルーツジュース屋で生ジュースを買って帰る。ハノイはすごい楽しめそうな予感がムンムンです。

アジア旅行3日目

　着いた瞬間どうしようかと思ったものの、暑すぎた部屋はパナソニックのエアコンが効いて1時間くらい経つと涼しくなり、冷蔵庫が無くて水分不足のため共用トイレに行く必要もなく、親子3人元気に起床。最初は確かにビビったけど、私は安宿慣れしてるし、息子達はスカウトで青少年の家に泊まっているので実はこういうのへっちゃら。
　タオル持って普通に歯磨き行ったりトイレ行ったりして身支度して出発。今日の予定は息子達と相談のうえウォーターパークに決定。朝ごはんがカフェで食べられるよ、というので寄ったら珈琲マシーンとゆで卵と食パンとトースターとシリアルがデーンと置いてあるだけ。ファランパッカー達の巣窟になってて気怠い雰囲気だけど、次男坊とか全然へっちゃらでパクパク。
　そういえばbooking.comで場所（マリーナ、オーチャード、チャイナタウンのどれか）と値段でソートして3人1部屋で泊まれる一番安い部屋、という理由だけでここを予約したことを思い出した。

　確かに場所は超便利。チャイナタウン内にあるので駅までも2分、繁華街内。セントーサにはMRTで行こうと思ったら高額紙幣では乗車券が買えなかっ
たので急遽タクシーでゴー。場所が近いから5SGD（400円）ぽっきりで行けた！　
　次男坊はプールにノリノリなので行動が早い。長男君は「こんなホテルにいられない」から行動が早い。


　セントーサにはGWに来たから迷わず、アドベンチャーコーブへ。チケットは直前にvoyaginでスマホ購入して3人で7400円。10：30に到着したらまだまだ空いていて、ロッカーに荷物を置いたらいざプールへ！



　まず飛び込んだのが流れるプール。のんびり2周します。ただひたすら流れていくと水族館みたいになってたり、ちょっとした水しぶきがあったりして面白い。長男君と次男坊がいちいちぶつかったり押したり、水かけたりチャチャ入れあうので知らない外人のふりをする。男児兄弟ちと面倒くさいぞ、でも勝手に遊んでくれるからラクなのか。


　兄弟が何より嵌ったのが波のプールで、多分彼らは生まれて初めての経験だった。これがもう楽しくて楽しくて一度入ったらはまってもう出てこなくなった。泳げないくせに自分の背より高いところに行って、インド人とかと混ざって飛んでるの、ずぅーっとずぅーっと。本当に飽きないし、彼らは身体に蓄えがあるから無駄に体力があってとにかくずっとやってる。

　波のプールは休みの間隔があるので、その間にはスライダーも制覇。怖いもの知らずだからガンガン行きます。3人なので2+1になるけど、兄弟で乗るのは絶対イヤだし、長男君も次男坊も「一人で平気」という。でも兄弟二人で並んだら一緒に乘ることになるから、私も一緒に並んで「ママと一緒でもいい？」と息子に許可をもらって交互に乗る。おばさんはもてません（笑）。


　14時頃初めて休憩。10時半から水分もとらずただひたすら動いていたということです（爆）。何も持ち込んでいないのでレストランでご購入。ジャンボなカレーとパスタを買って3人でシェア。ここシンガポールもビール350ml800円という強気な価格なのでウォーターで。水ばかり飲んでるから私も酔わなくて無駄に元気なんだよね～いいんだか悪いんだか。せわしなく食べてさっさとプールに戻るってさ。

　食後はシュノーケリングが出来るプールにチャレンジ。想像以上にキレイな魚たちが見えて、次男坊も「すごいすごい」って大興奮。長男君も真剣に見てました。待ち時間もなく気軽にこんな体験が出来て本当にすごい。奇麗だったー。

　魚すごかったね！　と感動してた割には兄弟とも「1回でいいや」と言って再び流れるプールとか。波のプールとか。気づいたら17時とかで本当に休むことなく遊び続ける。私が飽きて先にロッカーに行って着替えて戻ってもまだ兄弟は波のプールで遊んでて、17時45分に引き上げ18時にようやく退出。遊びつくしたー！　まだ遊びたいってー！

　プールを出たらアジアによくある、生オレンジジュースの自販機でジュースを飲みながら鼎泰豊。来た時に「帰りはここ」ともう決めておりましたもので。
　昨夜の「香宮」でのおビール高価事件を反省し、私はここではお水です。小籠包は10個を4蒸籠注文して40個を3人でシェア。私だって4個位はいただけましたよ。


　帰りもタクシーで。19時を過ぎていたので、せっかくだからマリーナベイサンズに寄って噴水ショーを見て帰ろう。夕暮れのシンガポールの景色が本当にキレイでキレイで。長男君がマリーナベイサンズに泊まりたいというので、これからお勉強がんっばってくださいとだけ言いましたｗ。
　私だったら絶対フラトンの方がいいな～と思うので、この家族でベイサンズに泊まることはないかもね。30分以上座って特等席で待っていたので噴水ショーは本当にキレイに見えて、息子達も大喜びだった。来てよかった。

　チャイナタウンにタクシーで戻ったはいいが、「部屋に戻りたくない」と長男君が言うのでチャイナタウンを散歩しつつ「味香園」へ。美味しいかき氷を食べましょう～。ウン美味しい美味しい。
　そして22時前、嫌々ながら暑い部屋に戻りました。私はプールでシャワーを浴びてきたので共用シャワーはパス。だけど長男君も次男坊もぶつぶつ文句言いながらシャワーをゆっくり浴びて来たよ、大した奴らだ（笑）。

　ドミトリーホテルがあまり快適じゃないと、息子達がこんなに活動的に外にでるなんて！　と新たな発見に母驚き。今までの旅では居心地の良さそうなホテルを求めてたけど、今後はわざと不愉快なホテルに泊まって精力的に観光する、というスタイルを目指してもよいかと思ったことです、あはは。

アジア旅行2日目

　がバッと起きたら8時。カーテンを開けたらKLタワー一望の19階でようやく外国に来たことを実感する。
　息子達は全く起きだしそうにないので私は一人でゆっくりバスタブでお風呂に入る。結果旅行を通してバスタブがあったのはこのホテル1泊だけだったわ。全てのアメニティが揃っているから何不自由なく身支度までして、NHKを見ているが息子達は起きない。
　朝食が10時までだから9時半に起こすことは息子達と昨晩約束済なので、9時半に起きて3分でレストランへ。



　さぁー全力を発揮する時間がやってきましたよ～（笑）。心トキメクブレックファーストは想像通りの豪華さ。インド料理、中華、マレー、和食、ヌードル総て制覇しなくっちゃ駄目。ここはパンやドーナツコーナーがシャレオツなカフェみたいで、アイスクリームバーやケーキカウンターなんて目も心も奪われちゃう。毎度のことながらこの豪華さにクラクラ、お腹パンっパン、最後は根性と意地で。

　次男坊がデザートまで満足に食べて部屋に帰ってから長男君とゆっくり意地で食べ続け、10時半くらいにホテル散策しながら部屋に戻る。「タワー観光か散歩でも行こうか」と言うと、「ホテル豪華なんだからここで過ごせばいいじゃん」と至極全うな意見を言われる。そうだね～じゃホテルライフを満喫しよう。


　実はここで過ごす時間もそうそう残ってないわけで、急いで水着に着替えてホテルのプールへ。ビルの谷間だし狭いけど緑豊かなプール。人がほぼいないので貸切でちゃっかりリゾート気分を味わうが、リゾートに必要なおビールが350ml30MYRでなんと900円。もう無理無理～と諦めてレモンウォーターなぞすするんだけどそれだと時間がもたないアル中エビとも、うーん何しよ。


　暇なのでプール横ヘルスクラブに入室。ここで豪華ジャグジーとサウナを堪能する。長男君も行ったのだけど16歳以下は単独で利用できないそうで残念。16歳って言っても通じたんじゃないかと後で後悔。
　ここの何が贅沢って、フッカフカのホテルタオルを贅沢に使えるところと、ほぼ貸切のところ。高級ホテルならではのお楽しみなヘルスクラブでゆっくりし、12時半には部屋に戻って13時チェックアウトです。貧乏性人間だからああいそがしいせわしない。



　チェックアウトしたらそのままホテル内の中華レストラン香宮へ。今日は贅沢にここで北京ダックを食べる約束をしていた。
　旅する時に「そこにあるならShangri-la」と各地のShangri-laに宿泊してきたおかげで実はGCポイントが溜まっている。その多くは「香港のホテルジェン1泊2室」と交換したけど、2018/12に期限が切れるポイントがまだ50USD相当残っていた。
　それが惜しくて惜しくて半年有効のお食事ヴァウチャーに交換しておいたので、今回その券を使おうという魂胆。調べたら北京ダックは45USDだ、これでポイント完全消費！

　結構なこと待ってようやくダック登場したら、お姉さんが作ってくれるそばからあっという間に食べつくす息子達。追いかけっこのようにあっという間に完食（笑）。私は2枚食べただけで残りは息子達が競争のように。で最後のチャーハンは量が多すぎて残す。
　ここは無料で食べられるはずだったけど勧められるままにビールと飲み物を頼んだら高価で、結局バウチャーの他に3600円かかった。ビール高いし量少ないけど…ビール無しにはダック食べられないから仕方ないわ（私ほぼダック食べてないけどｗ）。

　チェックアウトの時「飛行機は夜ね、何時にホテル出るの？」と言うので「16時頃です」と言ったら「じゃタクシー用意しておくわ」と言ってポーターが荷物を持って行った。何このスムーズさ。タクシーは「156MYRよ」と言われ「た、高い？」と思わくもないが（いやすごい高いと思ったｗ）、実は私は両替をしておらずMRYを持っていないのだ。流しのタクシーも電車もそれじゃ乗れっこないじゃん。なので結果ホテルの手配は完璧だった。
　レストランを出てフロントに行ったらシャーっと荷物が出てきて、シャーと促されてバンタイプの豪華タクシーに乗って手を振り見送られて空港へ。少々お高くてもこの方が良かったや。快適さはおカネで買うものだ、ということに40歳超えてから徐々に気づき始めました。

　KLIA1には離陸3時間前に到着。搭乗券はすでに成田で出ているので荷物だけ預けたらあっという間に出国完了。時間が余り過ぎたのでKLIA1のPlaza Premium Loungeへゴーゴー。朝と昼食べ過ぎなのでさすがの息子も私も食欲無し。息子達はシャワーを使うのを楽しみにしていて長いこと入ってた。
　その間私は～「タイガービアープリーズ」リフレインです。1日禁酒して飲んだ香宮の小～さなおビールが大変旨しだったので「やっぱり私にはおビール」と禁酒の誓いをあっさり破ることにいたしました。本当にこの生ビールが美味しいなぁと思って5杯ぐびぐび。でもどうしてアジアのビールって酔わないんだろ、全く酔うことがありませぬ。
　そして20：30定刻SQに乗って、次はシンガポールに向かいます。


　SQとシンガポールは流石！　CAはとにかく美人だし40分のフライトでドリンクサービスもある。到着したら荷物の待ち時間はゼロでタクシーでビューンっとチャイナタウンへ。
　とここまでは流石だったんだけど…。さてホテルです。ホテル？　着いたところは…長男君と次男坊は絶句、そして激怒の巻～。「ママー本当にここ？　ここに泊まるの～？」ホテルの前で激怒してます（笑）。


　シンガポールで2泊するのはバックパッカーズ　イン　チャイナタウン（3/26～28 booking.com予約）2泊1部屋で276S＄(22,400円）也。私も油断してて、シンガポールなんだから悪いことなんてあるわけない、って最低限を何故か信じてたんですワ。ついてビックリ、お部屋15㎡、二段ベッド、荷物置き場ほぼ無し4人部屋。階段で3階、エアコン入ってなくて激暑。しかもしかも。驚きのトイレバス共用の宿だったんです～。もう笑うしかない、まさかまさかのドミトリーを予約してたのでしたアタシ（爆）。
　当然冷蔵庫ない、ホテルキー抜いたらエアコン切れるしキー一枚だから外に買いものに出るのも面倒とな。長男君の文句爆発、次男坊の不満爆発の23時過ぎ、ラウンジでシャワー浴びててよかったと汗ダクで思いつつさあ何とか眠ろう、てかここで眠れるのか私達～ｗ？　旅はいよいよ面白い展開になってきました。

アジア旅行1日目（出発）

　今回の成田行はバスで。私のやっている単発パートの契約が今日までで休もうかと思ったけど間に合いそうなので出勤。帰宅後速攻で荷物をもってバス停へ！万が一乗り遅れたら旅行いけませ～ん。
　結局あまりにギリギリ過ぎて怖くなったので、直前に1時間早退希望を出して帰宅した小心者の私。エビィが成田まで送ってくれることになったので、息子二人とエビィは2本前のバスに乗ることにして成田先入り。飛行機見ながらランチして私の到着を待っていた。

　2時間前に出国手続き。移動が多い旅なので機内持ち込み可能なバックパックで行こうと思っていたけど直前でスーツケースに変更。待ち時間長くなっても預けちゃった方が身軽かな～と思って。搭乗券は成田ークアラーシンガまで一気に発券出来たけど荷物はクアラルンプルで受け取り。日本の会社だから間違いはなく全てスムーズに。出国も手荷物検査も呆気なくて時間が余り過ぎ。息子達は「免税店に寄る」という発想がないので私が寄るのも待てないのでスルー。次男坊に本屋で漫画を買ったら成田からクアラルンプルまで漫画から目と手を離すことが無かった（笑）。

　長男君はゲートとかラウンジとか空港探検が好きで「ちょっと見てくるね」と動き、次男坊は大仏のように漫画を読み続ける。横で私はぼーっとしてる。母子旅行でトイレが分かれる不安もあるし、夜到着の不安もあるので「酒は飲まない」と決めてて、実際飲まないでいると手持無沙汰ですることが無くてぼーっとしてる。

　NH815便は日本発日本会社便なのに超中途半端な17：15発23：55着というタイムテーブル。人気が無い時間帯のおかげでマイル発券できたわけだ。しかも遅延しまくってクララルンプルに着くのが24時半くらいになった。酔ったら危険！と思うとビールも楽しめなくて機内では「ボヘミアンラプソディ」をリピートしまくって、ぼーっとしてたら到着。酒を飲まないとなんと移動が長いことか。
　クアラの空港は日本同様全てスムーズでタクシーはクーポン手配。125MYRでShangri-laまでビューンと50分。空港で荷物を待つ間に長男君が私と自分の携帯電話のSIMを設定してくれた。ヲタク系なことは何でも出来ちゃう長男君、これは頼りになるぞ。

　深夜2時（日本時間3時）Shangri-la　ホテル着。タクシーを降りて5メートだけクアラの熱気に触れいざホテル！　疲れ果てたヨレヨレの小僧とおばさんを待っていたものは…そう爽やかな香りの香しいShangri-laスメル～。受付はもうスムーズで「明日のチェックアウトは14時でいいかな？」って向こうから先にお申し出。う・れ・し・す・ぎ！　「朝食は3人無料だからあのレストランで、10時までOKだよ」あ・り・が・た・す・ぎ！　
　通された部屋は涼しくて、何も依頼してないのに勝手にエキストラベッドの準備万端。日本語で館内案内も用意されてるし勿論フルーツも。パート漬けだったこの冬の疲れが一気に吹っ飛ぶわ～。

　深夜到着でチェックアウトまで10時間位しか滞在しないから勿体ないかな～と思ってたけどやっぱりShangri-laにして良かった。深夜到着の移動疲れと緊張が一気に吹き飛んで3人でおしゃべりしながら眠りにつく深夜3時（日本時間4時）、やっぱり寝心地も最高ですよ、私のエキストラベッドでさえもね～。

東南アジア旅行準備

　■宿泊　①Shangri-laクアラルンプル(クアラルンプール　3/25　公式HP予約）デラックスツイン1泊1部屋667MYR（約22000円）
②バックパッカーズ　イン　チャイナタウン（シンガポール　3/26～28 booking.com）2泊1部屋276S＄(22,400円）
③ボンセラホテル（ハノイ　3/28～4/1 booking.com) 　4泊1部屋　8146664vnd(39,000円）
④ザ グレート レジデンス ホテル（バンコク　4/1　booking.com) 1泊1部屋　684B（2300円、片道空港送迎付）

■エアー　①3/25　 NH815　　 17:15 　東京(成田)　　23:55 クアラルンプル
②3/26　 SQ119 20:30 　クアラルンプル 　 21:30 シンガポール
③3/28 　SQ176 09:20　シンガポール　　11:10 ハノイ
④4/1　 TG565 20:45 　ハノイ　 　22:35　バンコク
⑤4/2　 TG676 07:35 　バンコク　15:45 東京(成田)

■お支払い　必要マイル数114,000マイル 　大人 x2,小児 x1　 お支払い総額 68, 250円

　さあいざ。11月に「パート辞めるぞ！」からの勢いで決めた長男君小学校卒業旅行にかこつけた私の卒業旅行。パートは年度末3月が忙しいので、つい「それまで続けようか」など思いがちなので、旅の予約をエイヤってすることで退職に勢いをつけてみた。結果「どうせ3月いないんならさっさとパート辞めて、早く次の人につなげた方がいいし」とサクッと12月に退職したものの～。
　年末から3月まであれやこれやで忙しいし寒いしヤル気壊滅委員会で旅放置、気づいたら1週間前位になってて焦る。それでも何とかなるのがアジア、何とでもなるのがアジア。困ったら金さえ払えば何でもできるって（笑）。

　年度末で「休めっこないじゃん」というエビィを置いて母子3人での旅は初めて。1週間は休めなくても2日なら休めると思い「どこかのタイミングで来なよ」と一応誘い、エビィが貯めてるJALマイルで取れそうな航空券を探してあげたのに煮え切らず「どうせ置いてかれる」という訳わかんないエビィ。クアラでもシンガでもハノイでも、弾丸JALで来れたしチケット取れたのに文句言われても困る良妻。
　一応誘ってあげたのに来ないのはエビィ様ご自身なので、私は申し訳なさも心の曇り一点もないｗ。ウキウキワクワクほぼノープランで出発、それでは行ってきまーす！

通学自転車

　長男君の中学校通学用自転車を購入。規定があるので選択肢は少なく、シルバーカゴ付き、の地味なやつを近所で買った。
　空気入れの必要がなくて、パンクしないという28000円のものを購入したのだけど、乗り心地ってどうなんだろ？
　私は誇るべきママチャリダーなのに買うのは常に「最低価格」の安いやつなので（汗）、乗り心地とか安全性とか二の次だけど、息子ちゃんの場合はそうはいきません～。今まで無理して小さい24インチで我慢させてて可哀そうだったわ、1日も早く慣れてね。

次男坊シリーズ

　漫画大好き、漫画命な次男坊はそろそろコロコロ卒業のお年頃。40代半ばのおっさんエビィがいまだ読んでる漫画を一緒に読むようになってきた。ジョジョとかそういうやつ。
　エビィは同志が出来て嬉しいのか知らないけど、スマホの電子書籍で漫画を読む、ということを次男坊に教えた。そりゃ食いつくよね～次男坊、いつだってスマホで電子漫画を読むようになった、私は十分に気にくわない。

　次男坊は漫画を読むと他になにも見えなくなっちゃうので、着替えとか宿題とか、トイレとか歯磨きとか、全ての生活がwith漫画になる。冊子の時はそれでもまぁイライラしなかったんだけどスマホ読んでる姿は私をイラつかせる。
　今日は夕飯の支度をしてたら次男坊が勝手につまみ食いwith漫画、さらにシメジを全残ししてランチョンマットに避けていた、これは大炎上案件、ゴジラ並みに吠えるえびとも。

「なんてことしてんだぁゴルア。行儀悪いことするんじゃないゴルア。いい加減にしろ～ゴルア」。
　
　「ごめん」という次男坊を見たらすぐ許したくなっちゃうんだけど（バカ親）、久しぶりに次男坊に怒ってしまった。しつこいようだけど、冊子の漫画だったら私そんなに爆発しないと思うの。スマホってのがなんかイライラ倍増させてるんだけど。ふぅぅ。