アジア旅行2日目

　がバッと起きたら8時。カーテンを開けたらKLタワー一望の19階でようやく外国に来たことを実感する。
　息子達は全く起きだしそうにないので私は一人でゆっくりバスタブでお風呂に入る。結果旅行を通してバスタブがあったのはこのホテル1泊だけだったわ。全てのアメニティが揃っているから何不自由なく身支度までして、NHKを見ているが息子達は起きない。
　朝食が10時までだから9時半に起こすことは息子達と昨晩約束済なので、9時半に起きて3分でレストランへ。



　さぁー全力を発揮する時間がやってきましたよ～（笑）。心トキメクブレックファーストは想像通りの豪華さ。インド料理、中華、マレー、和食、ヌードル総て制覇しなくっちゃ駄目。ここはパンやドーナツコーナーがシャレオツなカフェみたいで、アイスクリームバーやケーキカウンターなんて目も心も奪われちゃう。毎度のことながらこの豪華さにクラクラ、お腹パンっパン、最後は根性と意地で。

　次男坊がデザートまで満足に食べて部屋に帰ってから長男君とゆっくり意地で食べ続け、10時半くらいにホテル散策しながら部屋に戻る。「タワー観光か散歩でも行こうか」と言うと、「ホテル豪華なんだからここで過ごせばいいじゃん」と至極全うな意見を言われる。そうだね～じゃホテルライフを満喫しよう。


　実はここで過ごす時間もそうそう残ってないわけで、急いで水着に着替えてホテルのプールへ。ビルの谷間だし狭いけど緑豊かなプール。人がほぼいないので貸切でちゃっかりリゾート気分を味わうが、リゾートに必要なおビールが350ml30MYRでなんと900円。もう無理無理～と諦めてレモンウォーターなぞすするんだけどそれだと時間がもたないアル中エビとも、うーん何しよ。


　暇なのでプール横ヘルスクラブに入室。ここで豪華ジャグジーとサウナを堪能する。長男君も行ったのだけど16歳以下は単独で利用できないそうで残念。16歳って言っても通じたんじゃないかと後で後悔。
　ここの何が贅沢って、フッカフカのホテルタオルを贅沢に使えるところと、ほぼ貸切のところ。高級ホテルならではのお楽しみなヘルスクラブでゆっくりし、12時半には部屋に戻って13時チェックアウトです。貧乏性人間だからああいそがしいせわしない。



　チェックアウトしたらそのままホテル内の中華レストラン香宮へ。今日は贅沢にここで北京ダックを食べる約束をしていた。
　旅する時に「そこにあるならShangri-la」と各地のShangri-laに宿泊してきたおかげで実はGCポイントが溜まっている。その多くは「香港のホテルジェン1泊2室」と交換したけど、2018/12に期限が切れるポイントがまだ50USD相当残っていた。
　それが惜しくて惜しくて半年有効のお食事ヴァウチャーに交換しておいたので、今回その券を使おうという魂胆。調べたら北京ダックは45USDだ、これでポイント完全消費！

　結構なこと待ってようやくダック登場したら、お姉さんが作ってくれるそばからあっという間に食べつくす息子達。追いかけっこのようにあっという間に完食（笑）。私は2枚食べただけで残りは息子達が競争のように。で最後のチャーハンは量が多すぎて残す。
　ここは無料で食べられるはずだったけど勧められるままにビールと飲み物を頼んだら高価で、結局バウチャーの他に3600円かかった。ビール高いし量少ないけど…ビール無しにはダック食べられないから仕方ないわ（私ほぼダック食べてないけどｗ）。

　チェックアウトの時「飛行機は夜ね、何時にホテル出るの？」と言うので「16時頃です」と言ったら「じゃタクシー用意しておくわ」と言ってポーターが荷物を持って行った。何このスムーズさ。タクシーは「156MYRよ」と言われ「た、高い？」と思わくもないが（いやすごい高いと思ったｗ）、実は私は両替をしておらずMRYを持っていないのだ。流しのタクシーも電車もそれじゃ乗れっこないじゃん。なので結果ホテルの手配は完璧だった。
　レストランを出てフロントに行ったらシャーっと荷物が出てきて、シャーと促されてバンタイプの豪華タクシーに乗って手を振り見送られて空港へ。少々お高くてもこの方が良かったや。快適さはおカネで買うものだ、ということに40歳超えてから徐々に気づき始めました。

　KLIA1には離陸3時間前に到着。搭乗券はすでに成田で出ているので荷物だけ預けたらあっという間に出国完了。時間が余り過ぎたのでKLIA1のPlaza Premium Loungeへゴーゴー。朝と昼食べ過ぎなのでさすがの息子も私も食欲無し。息子達はシャワーを使うのを楽しみにしていて長いこと入ってた。
　その間私は～「タイガービアープリーズ」リフレインです。1日禁酒して飲んだ香宮の小～さなおビールが大変旨しだったので「やっぱり私にはおビール」と禁酒の誓いをあっさり破ることにいたしました。本当にこの生ビールが美味しいなぁと思って5杯ぐびぐび。でもどうしてアジアのビールって酔わないんだろ、全く酔うことがありませぬ。
　そして20：30定刻SQに乗って、次はシンガポールに向かいます。


　SQとシンガポールは流石！　CAはとにかく美人だし40分のフライトでドリンクサービスもある。到着したら荷物の待ち時間はゼロでタクシーでビューンっとチャイナタウンへ。
　とここまでは流石だったんだけど…。さてホテルです。ホテル？　着いたところは…長男君と次男坊は絶句、そして激怒の巻～。「ママー本当にここ？　ここに泊まるの～？」ホテルの前で激怒してます（笑）。


　シンガポールで2泊するのはバックパッカーズ　イン　チャイナタウン（3/26～28 booking.com予約）2泊1部屋で276S＄(22,400円）也。私も油断してて、シンガポールなんだから悪いことなんてあるわけない、って最低限を何故か信じてたんですワ。ついてビックリ、お部屋15㎡、二段ベッド、荷物置き場ほぼ無し4人部屋。階段で3階、エアコン入ってなくて激暑。しかもしかも。驚きのトイレバス共用の宿だったんです～。もう笑うしかない、まさかまさかのドミトリーを予約してたのでしたアタシ（爆）。
　当然冷蔵庫ない、ホテルキー抜いたらエアコン切れるしキー一枚だから外に買いものに出るのも面倒とな。長男君の文句爆発、次男坊の不満爆発の23時過ぎ、ラウンジでシャワー浴びててよかったと汗ダクで思いつつさあ何とか眠ろう、てかここで眠れるのか私達～ｗ？　旅はいよいよ面白い展開になってきました。