アジア旅行9日目 [旅行の記録（宿泊）]
タイに入国してすぐタクシー乗り場へ。幸い空いてて150Bでホテルまでビューンと10分位で到着。2300円で片道送迎付きのツインルーム、トランジットだけなら十分な感じでひと安心。シンガポールのドミトリーが長男君のトラウマになってて「今度シンガポールに行く時は絶対空港に泊まるから」とよく言うんだけど、タイならこの値段でまあまあ良いので長男君も納得してくれた。まぁよくある安宿ですここ。23時半に着いて明日4時半のシャトルバスの予約をしたのでちょっとだけど、寝よう。
4時にアラームで目を覚ましたら即チェックアウトの用意。少ししか寝られないけど空港のベンチよりは良かったかな。空港までビューンと送ってもらった私達に知らされた現実…TG676便遅延、8：15に時刻変更とな。現在4時45分、あと3時間以上ありまっせ～（笑）。何でもパリからの到着が遅れたのが理由だとか。ついさっきまでは変更になってないのをスマホで確認してたんだけどな、残念っす。
そんな私達はもう搭乗券も持ってるのでサクサクとタイを出国しちゃって、目指すはコンコースDのmiracle first lounge です。ここも空いてるね～誰もいやしない。すかっすかのこのラウンジで3時間過ごすしかない。幸いにもWi-Fiが通じるので時差で2時間先を生きる日本の家族にLINE。リアルタイムで「遅延するらしーよー」とか会話する。
息子達はシャワー浴びて、スマホや漫画に夢中なり～。私はもう本も何も持っていないので暇、スマホもしない、おしゃべり相手もいない、というこで孤独からの～アル中まっしぐら。「ねえねえ、アイスあるよー」「ねぇねぇ、お粥おいしいよー」とか話しかけても息子達相手してくれないしさ、ぷんぷんしながら飲み始める朝5時。「ママ飲みすぎかなー」と言っても息子達相手にしてくれません。さささ、じゃもう一杯いっとこか（笑）。アル中は孤独から始まる。私もスゴイけど、テーブルにワインを瓶ごと持ってって飲み始めてる中国人がいたので、そんなに私目立ってなかったと信じます（爆）。
スワンナプームはとにかく広いので7時半にラウンジ出る。長男君は「スワンナプームのA380のゲートはこっちで」とか詳しくておばさんはもう着いていくだけ。さすがの大型機で500人も乗るのでとにかく待合室が混んでてトイレも混んでて、乗るのも時間がかかって大変。座る所見つけるのも大変だし…A380そんなにいいかなぁ。「ママは中型機とかの方がスムーズでいいよ、人たくさん過ぎるじゃん乗るのも時間かかって遅延だし」A380ファンの12歳息子に文句つけてみる。
ともあれ立派で格好いい機体にずらずら並んでようやく搭乗。TGのA380は2階にエコノミー席があるのが売りで、我々は当然2階を指定済。なんていっても席の横に物入がついているんだ、エコノミーなのに！ トイレだって近くて待たないし。2階のエコノミー席は席数少ないから機内食もドリンクもすぐ来るし。
とか何だいったって、乗ったら普通の飛行機だから。成田にはほぼ1時間遅れで到着し、その直前には今までで一番といっていいくらいのジェットコースター並みの揺れに耐えつつのフライトだったので正直私の感想は？？？だ。到着してから降機するのも人が多すぎて時間がかかるし、さらに成田の46ゲートはとにかく遠い！ A380専用ゲートから入国まで10分以上歩かなくっちゃいけない。
成田空港まではばあばが自家用車で迎えに来てくれていた。到着が16：40なので「遅れてるから17時過ぎになるかも」と言っておいたのだけど甘かった！ とにかく荷物が出てこないんである。まずFクラス、次Cクラス、そしてSFCのプライオリティ荷物がずっと延々出てきて一向に平民の荷物は出てこない。待てども待てども、30分待っててもまだまだ。確かに乗りつぎの人がいたって500個以上は荷物があるわけなので当然時間はかかるわね。結局待ち続けて荷物をうけとれたのは17時半過ぎ、アー疲れたー。大型機っていろいろ大変だ。ようやくじいじばあばに会えて感想をきかれ「楽しかった？」の答えが「アー別に」な長男君、ばあばを無視してどんどん先に歩いてく次男坊、ヨレヨレ酔いもさめたお疲れおばさん、3人はそれでもテンション高くくら寿司をリクエストし、念願の寿司を食べてからマンションに送ってもらって、これにて私の卒業旅行完。
旅に出てまでスマホして、漫画読んで、ゴロゴロして。そんなの意味ないじゃんと思うと同時に「家でやられるよりマシ」と思う男児母。ママと一緒に旅行に行ってくれるなんてもう早々ないかもしれない、だからなるべく怒らない、と思って旅に出た。「アー楽しかった」と思ってほしいと思った。そうしたら結局怒らない代わりに自分ひとりで勝手に好きな行動しちゃったよ（爆）。まそれもこれも旅のカタチ、徐々に別行動の時間が増えていくのは悪いことじゃありませんし。
願わくば酔っ払い母ちゃんに懲りず、中学生になってもまた旅に一緒にいってください息子さん。そこんところどうかどうかよろしくっす！
