カンボジア旅行準備

■ホテル　全部Booking．comで予約
①Shanghai Deco Hotel　（上海浦東空港　12/28泊　4人1部屋　2名朝食付8316円）
②ル　グラン　パレ　ブティックホテル　（プノンペン　12/30泊　デラックスファミリールーム　4人1部屋朝食付10447円）
③Boutique Kampot Hotel (カンポット　12/31～1/3　3泊デラックストリプルルーム　4人1部屋朝食付37346円）

■エアー
①12月28日　 NH967　東京(羽田) - 上海(浦東)　22:00発00:35着(翌日)
②12月29日 SQ833　上海(浦東) - シンガポール 　 16:25発22:15着
③12月30日 TG404　 シンガポール - バンコク(BKK) 12:25発13:45着
④12月30日 TG584　 バンコク(BKK) - プノンペン 18:20発19:35着
⑤1 月3日 NH818 プノンペン - 東京(成田) 22:50発06:30着(翌日1/4)

◇必要マイル数　152,000マイル　
◇お支払い総額　　88,700円


　2019年末旅行はカンボジアへ。さかのぼること1年前、特典航空券ゲットの争いに敗れうまく航空券が取れなかった。そして長男君に相談して何とか見つけてもらったチケットがこれ。
　私は18年末に昼のパートを辞めて、長らくダラダラしてしまったので軍資金は乏しい。10月に9か月振りに昼パートを決めたら今度は忙しくって気力体力も乏しい。「カンボジアだったらシェムリアップは行ったから今度はシアヌークビルにしようかな」と漠然と考え、それ以上はなかなか旅計画を練られず放っておいた秋口、スマホでとある記事を読んだ。
　曰くシアヌークビルというところが中国に占領され、まるで中国になっている、というものだ。街は中国語と中国人で溢れ、海は汚く、突貫工事が続いて空気も汚れ、カジノが増えて治安もよろしくないという。急いで色々なネットで調べたらそれは全く事実らしく、みるみるヤル気が失せていく。
　中国は好きだけど、カンボジアで中国を味わう必要はない。With息子なら尚更のこと。しかもよくよく考えたら次男坊は海と砂浜嫌いだしねぇ。ああ困ったちゃんと悩んだ10月。

　プノンペンから行けるのんびりアジアどこかないかな～アジア感じたいな～と思って色々な人の旅行記を手繰って行ったら、ふと「カンポット」と言う地名に出会った。何でも蟹が美味しいとか、夕焼けがキレイとか。胡椒が名産で美味しくて、シアヌークビルからファランが逃げてきてる地だという。
　年末は色々疲れてしまったのでのんびりしたいなぁアジアで、と思う私にピッタリの場所が見つかった！
　ホテル代もとっても安いところなので（プールが皆無なのは残念）、一番高いホテルを予約して4人1部屋で1万円くらいだ。プノンペンからはタクシーで3時間5000円で行けるというしここにしよう。
　
　というわけで、資金・体力・気力不足な自分にピッタリ、ビール飲んでのんびりできそうなカンポットに向けていざ出発！　あーただただゆっくりしたいだけなんだオレ。頼むゆっくりさせてくれ～！

網走旅行1日目

　朝5時、真っ暗なお台場をバスは出発。10人位しか載ってない大型バスで羽田まで。バスは空いてるけど高速は車が多くてもう1日は始まってる都会の中心。すぐ着くかと思ったら25分位かかってようやく羽田空港第1ビルに到着、5時30分。
　北ウィングは北方向へ、南ウィングは南方向への飛行機が発着するのを初めて知った。南ターミナルの掲示板みて「女満別行が無い！」と少し焦った。



　6時からクレジットカードで無料で入れるラウンジが良いらしい。長男君は1000円次男坊は500円かかっちゃうけど入ると、ソフトドリンクとクロワッサンがある。長男君が7個クロワッサンを素で食べた。無言で食べて無言で飛行機見てる長男君です。
　ビールは650円で高いし誰が飲むのよね～って笑ってたら身内で頼んだ人がいた。自分だけ。

　国内線はほとんど乗らないので次男坊は大はしゃぎ。私とエビィは1時間45分の飛行で「何本缶ビール買っておく？」目安が分からない（笑）。息子達の朝ごはんも必要だし、売店で空弁物色したりお茶買ったりビール買ったりしてたら2000円とか使ってしまう。
　国際線ってまことにありがたい。私は非常席を3席独り占めして、北海道に差し掛かってからはとにかく絶景を楽しみまくる。湖、海岸線、山、地図と照らし合わせれば全部どこか分かるくらいに奇麗に景色が見えて大感動。早速北海道イイネ！　

　搭乗率半分もいかない小さな機体で女満別着いたらバスでまずは網走刑務所へ。バスは大型だけど乗る人は私達と後夫婦2人の6人だけ。皆レンタカー借りるのね、確かに車が無いと北海道観光は大変だなぁと思う。車窓も絶景だからドライブはさぞ楽しかろう。

　20分位でバス停「天都山入口」で下車。ここから「博物館網走監獄」に向かいます。歩くと15分かかるが、とにかく人いなーい！　大声で北の国からをハモりながら無人の道を歩いて歩いて、到着～！
　入場券を買っていざ中へ。

　ここがなかなか面白い！　展示はリアルだし、最新の設備なってて子供にも十分分かるようになってる。歩いて回るのも天気が良くて気持ちが良いし。
　普段旅行で全く（本当に全く！）お土産を買わない買いもの大嫌いのエビィが、超真剣に検討して「ニポポ人形」お買い上げ～しかも2つ。「オホーツクに消ゆ」とかいうゲームに出て来たとかで、この旅行は始まった時から「ニポポ」「ニポポ」言ってた。この人が積極的に買いものしてる姿初めて見たかも。

　囚人の暮らしもかなりリアルに。この極寒の地での暮らしがどれだけ厳しいものだったかの展示。
　人形が非常に本物ぽい。ミュージアムでは映画を見られるんだけどそれもまた、とても最新な映像でなんだかジンジンきて「罪人も皆大変なのだな」ということが良く分かる。子供もとっても興味を持つ内容で。

　お風呂とかもリアル。ただアウシュビッツに行ったあとここに来ると、日本人はまだ「人間のかけら」が残っていたのだなと思ってしまうのも事実。アウシュビッツと比べたら残酷度は段違いだ。「お風呂に入れるだけでも良いね。アウシュビッツではシャワー室と言って無罪の人はガス室で殺されたんだから」。想像を絶する世界です。どちらも寒すぎる。　

　ゆっくり一周見て回ってもバスの時間まで1時間余るので、監獄食堂へ。ここでは昔の監獄食が食べられる。ほっけとかさんまとか麦飯とか。北海道ビールが非常に旨い。北海道は何食べても美味しいと元から思ってて、確かに何でも本当に美味しい。


　次はバスで「オホーツク流氷館」へ5分位で移動。天都山のてっぺんにある施設で流氷体験が出来るし、オホーツクが一望できるとか。
　どれどれ、まずは可愛いクリオネだ！　ここのお姉さんに「クリオネは貝殻のない貝」「貝の中身」と言われて冷めた。



　確かに絶景！



　流氷を体験できるところがあって、本物の流氷が置いてある。あと流氷の映像も見れてそれだけで十分満足できる。本物の流氷が見て見たい気もするけど、相当寒いだろうから、我が家はここで充分満足いたしました。


　ここのレストランは蟹のカレーとか蝦夷肉丼とか名物があるのでここで2度目のランチ。息子達がほとんど食べたから味は私は分からない。
私とエビィはビール飲んでる。




　北海道に来てから、我が家らしくないくらい買いものに夢中。お土産屋とか欲しいものいっぱい。お菓子とか何でも美味しそうで、次男坊は次つぎに「これ買うこれ買う」と言うが私も欲しいから買いまくる。海外の食べ物は一切いらない、と両家のじいじばあばに言われているけど、北海道の食べ物は両家超ウェルカムだって（笑）。姪っ子甥っ子にもガンガンお菓子買い。次男坊は「形に残るものがほしい」とクリスタルの流氷の置物をお小遣いで購入。あといくらのアイマスク（笑）。

　ここを90分堪能したら、またバスの時間に合わせてバスに乗って網走駅へ。バスはガラガラで、30分位のっただけで1000円だって！　地味にバス代高いぞ～。何気に駅に向かって降りたら駅があまりにも閑散としてて誰もいない。というか町全体に人がいない。誰もいない。歩いて歩いて、向かうは16時に予約した「網走ビール館」と言う焼肉屋へ。ネットで「流氷ドラフト」という生ビールが飲めると書いてあったので、生ビール飲むために夕飯はこの店で焼肉に決めた。ビールファースト当然。

　クラフトビール飲み比べもありました～。何よりユッケがあった！　息子達は全部食べちゃったから味分からないけど美味しかったってー。流氷ドラフトは水色でキレイだけど味は普通なので、エビィは普通に焼酎飲んでる。網走じゃなくて地元か？って感じで夕飯食べる。北海道の海の幸とかは特に無しw。



　網走市内のバスターナルから空港まではバスで戻る。バスは17時55分発なので急いで乗ってあとは空港レストランで最後のビール。ここら辺からもう酔っ払いなうえくたくたで眠くてほぼ記憶無し。ただひたすらに駅弁やお土産を買いまくって、カード明細を見たら5000円も買いものしていた。じゃがいものお菓子とか甘味とか限定品キャラメルとか大人買いしてた私。
　20時発ｎの飛行機では一家全員爆睡して朦朧として、家についたらもう24時だった。そして即皆爆睡して。日帰り北海道は楽しかったどー。体調が良かったらまたチャレンジしたいなどこかにマイル。

網走旅行0日目

■エアー
①11月3日 JL565　東京(羽田) - 女満別　6:55発　8:35着
②11月3日 JL566　女満別 - 東京（羽田） 　 20:05発　22：00着

◇必要マイル数　24,000マイル　（4人分）
◇お支払い総額　0円

　旅の出発は出発前日11/2の13時。日帰り旅行のつもりが朝7時の羽田便には始発でも間に合わない我が家なので結局前のり～ｗ。前日2日はお台場の大江戸温泉物語で「羽田空港発着プラン」を利用して泊まることにした。結局宿泊じゃないか（爆）。でもこのプランは3480円（次男坊半額）で入場＆バス代込みなので、銭湯好きな私としては十分アリ。
　どうせ銭湯泊まるなら早めに、ということでコスパ主婦は結局前日昼に家を出た。そしてまずは有楽町下車。長男君にとっとと吉野家の牛丼を食べさせとく。

　シャンテ前では鹿児島焼酎祭りを開催してたのでちょっと寄り道。
　色々な焼酎が一口ずつ飲めるんだけど、全部クっと飲んじゃって味の違いがよく分からない。芋焼酎なら全部美味しいし。ということで楽しんでから美登利寿司に向かう。明日北海道に行くけどお寿司食べる予定がないので、なぜか東京で前日に寿司を食べようということになった。

　長男君にはこのために吉野家で牛丼を食べさせてきたのだ（笑）。ここでは息子達はそれぞれ盛込みのお寿司を注文。私とエビィはつまみと焼酎で～。息子達の食べない残りものを頂こうという魂胆だけど、この二人はもう何も残すことはなかった。ああ美味しかった、と次男坊ご満足！「北海道はお寿司とか高いから東京で」って親は変なこといいますねぇ。

　食後は銀ブラ！夜の銀座に来ることはないのでピカピカしてるのが楽しい。
　資生堂パーラーとかドン・キホーテとか見ながらゆりかもめの新橋駅へ。いつの間にやらここ10年位で外国人観光客が本当に増えた東京銀座。でも新橋の飲み屋街の方に行ったらまだあまり変わってない感じ。どこかで飲もうか～と思うけど子連れだしさっさとお台場に行ってしまおう。

　大江戸温泉物語着～。浴衣に着替えて、長男君に仮眠室の席当番させて順番にお風呂とかご飯とか。ここは随分と賑やかで外国人が多くて本当に海外旅行に来たみたい。
　すっかり飲んで出来上がった後は私は爆睡、聞けば浴衣脱げる勢いで椅子から転がり落ちる悪態で寝てたらしい私。まったく覚えてないんだけど…もともと寝相悪いのでまあ仕方ないか記憶無いしｗ。
　男3人は出発の5時ギリギリまで寝てて、私は3時半から1時間以上ゆっくりお風呂に浸かってから出発！
　朝5時、真っ暗なお台場から羽田空港へバスで向かいます。ここからようやく北海道日帰旅行の始まり始まり！

網走旅行準備

　11月最初の3連休は家族全員予定が無い、と気づいたのは2週間前。「だったら韓国とか台湾行こうか～」などと思い立つが特典航空券なんてとれるわけないし、買ったら高い。11月は観劇貧乏だし12月に海外行くし、要は予算も金もない。旅行なんてむーりーと思ったけど3連休どこにもいかないのは惜しい。で思いついたのはJALの「どこかにマイル」。一人6000マイルでアットランダムに表示される行先4か所の中の「どこかに」行けるプラン。
　エビィにマイルかき集めてもらって6000JALマイル×4名でどこかに行きたいなぁ。

　とはいえ2週間前なのでこれだってそうそう空きはない。連休初日の午前から午後便は満員、連休最終日の午後から夜便も満員。結局4人分の空席は連休初日の夜、2日目の往復便、3日目の午前便しか空いてない。これは二択。初日の夜か２日目朝行って宿泊し3日目朝に帰るか、２日目に日帰りするか。宿泊するならと試しに全国のビジホを少し検索してみたら、目ん玉飛び出る～位高い！
　国内ホテル泊まったことないから相場を知らないけど、1人7800円とかするの！　4人だと普通に3万円とかしちゃう（え？これ普通ｗ？）。
　韓国だと相当良いホテルでも3人で1万円で泊まれるのにと驚き、「日帰り」即決で（笑）。11/3朝羽田発11/3夜羽田着4人でエントリー也、10/26の出来事。

　JALの申し込み時は適当な行先が4か所出てくるので、気に入る組み合わせが出るまで何度でも試せる。コスパ大好きおばさんな私なので当然行きたいのは遠いとこ（笑）。九州か北海道ならどこでもよいとずっとスマホとにらめっこするけど、必ず「徳島」「岡山」が入ってくる。どーせなら九州か北海道！（コスパ重視）と延々ポチポチするけどどうしてもだめ。結局「新千歳」「帯広」「女満別」「広島」が出たところで閃き申し込み決定。
　そうだ～私広島行ってみたい！　行ったことが無いから厳島神社も原爆ドームも見たことないし牡蠣食べたい！　と閃いた。北海道と九州はもういい、私広島行きたい！

　結果…2日後に来たメールに書かれていた行先は「女満別」でした。女満別ってどこ～って思ったけどそうだ、網走だ！　うわーいうわーいコスパおばさん的にはこれもあり！　とりあえず広島は置いといてめまんべつ、に行ってみようと思う。日帰りで（笑）！

ソウル旅行3日目

今日は朝早く5時起床し5時半にはチェックアウト。OZ102はソウル（仁川）9：00発成田には11：20着予定です。ホテルから空港までは快適にとばして60分5500円。今やどのタクシーにもスマホ着いてるし、明朗会計でものすごい安くて数も多いし便利だなぁ韓国。
　この快適さがあるからつい「国内行くなら韓国へ」と思ってしまう。移動時間は変わらないなら韓国行った方が本当に安く済む。ホテルも安いのに英語通じてすごい快適だったな。

　エビィが先頭でずんずん進んでスカイハブラウンジを目指す我ら。エビィはまたもや「11ゲートの近くだって」と言いつつ11ゲート越えて前進していった～（笑）。おーいこっちだよ、と戻って見つけられずラウンジ迷子。実際はエスカレータで4階にあがったところにある。長男君は早速今日乘るA380のアシアナ機をみつけて見学。
　ラウンジは狭いけど一通り揃ってて生ビールサーバーも。自分でビビンバを作れるので野菜たっぷりでお手製ビビンバを作って食べる。わしわしわし、朝からもうお腹いっぱ～い。PPでこういうラウンジに来られるってのも「国内行くなら韓国へ」て思っちゃう理由。楽天プレミアムカードでPP無料だもんね。


　さあて８：30いよいよA380機に搭乗です。エビィはなんとA380搭乗は初めてだって。エコとビジネスで別れる岐路、私達は2階席エコなのでビジネス様と同じ通路から搭乗です。アシアナ機、行きも帰りも半分も乗ってない位の搭乗率なんだけどガラガラでA380とか大丈夫？
　ビジネスはほぼ客無しでの運行。アシアナ機はCAが長身でとにかく美人なのでそれだけで乗る価値あると思っちゃう。皆本当にお肌艶々キレイでビックリしちゃう。ただアシアナ機ソウル便はアルコールが出ないのは寂しいかも。A380機は今日もガンガン揺れまくりヒヤヒヤのフライトだった。

　本当にあっという間に成田着。成田は雨で少し寒い。空港にじいじばあばと次男坊が来てくれて、思わず「ウーゴ-」って遠距離恋愛中のカップルのように抱き合ってしまった。ウーゴは何一つ寂しいこともなくかなり楽しく過ごしてたらしい。土産には韓国海苔と明洞餃子テイクアウト進呈。それだけだけどすっごく喜んでくれたので何より。
　後は帰宅して3人爆睡、楽しかった旅行は終わって明日からまた元気で行こう！

ソウル旅行2日目

　おばさんは早起きですよーてことで6時に自然起床のえびとも。1時に寝たので5時間睡眠だけど基本ショートスリーパーなので超グッスリ気分で起きた。
　隣とその隣の独房にいるエビィ＆長男君を見たら微動だにしてないので1人で起き、ルンルンチムジルバンにゴー。10分いて釜チェンジ10分いて部屋チェンジで全部制覇して超気分いー。シッケはお腹いっぱいになるからやめて、ザクロ酢飲んで果敢にサウナへイン、イン、イン！　
　エビィは7時に起きてきて合流するがコスパ意識低いエセレブだからチャレンジはしない。コスパ主婦えびとも1人で1年分のチムジル先取りで楽しんでから「9時半にロビー集合、エビィは長男君回収のこと」とエビィに命令す。
　私は6時から9時までチムジル＆お風呂1人で満喫してから男と合流しよう、この自由は男児ママの特権です満喫しますよ～。


　9時半にロビーでエビィ＆長男君と合流。長男君はひたすら寝ててエビィが起こしたらしい。すっごい寝るしすっごい食べるし、そりゃ肥えるよウータ君ｗ…明らかに寝すぎだ。
　とりあえず太り気味だから歩くよ～からの南大門市場へ。途中ソウル駅とか楽しい散歩。好き好きママの私とくっついて手つなぎ長男は反してエビイとは微妙な距離感。

　で、向かった南大門市場だけどこれ超閑散。韓国は丁度秋夕（チュソク）ていう重要な祝日だったらしくどの店も閉店…涙。巨済食堂も勿論クローズで閑散。思いっきり出鼻くじかれまっくす。
　私のリサーチ力不足でしたこれ、あいすみません。でも太刀魚通りに寄ったらお店はポツポツ空いてて、話しかけてきたアジュンマのお店に自然にイン。名物の太刀魚の煮込みいただきます。長男君は石焼ビビンバ頼んだけど野菜だけ全残し。「ご飯少ない」だそうで、チーン。

　巨済食堂も休みで、南大門市場も秋夕でほぼ閉店で、活気ないのでそのままタクシー捕まえて焼肉を食べにいくことにする。行先は馬場洞焼肉横丁場、コネストに拠ると焼き肉が安価で美味しいというので是非に！と思ってきたのだけど。アハハ当然ここも秋夕でっせ。どこのお店もやってまへーん（笑）。
　活気ないし人いないし、お店やってないしどーしようもないし。ということで韓牛諦め無念の敗退、早速タクシーで広蔵広場に向かいまっしょ。秋夕に関してはホント無意識だった、家族の皆さんすんまそん。ま気取り直してこ！

　広蔵市場に行ったら活気ある！　南大門と馬場洞焼肉横丁場が嘘みたいにいつものソウルがそこにあった！　良かった～！
　と思ったもののユッケ通りに行ったらチャメチ休日…秋夕甘く見ちゃいかんね。流れで隣の店に入ってユッケとユッケビビンバ～カモン！　うんチャメチお向かいのこの店も立派に美味しいですよ生肉。だけどレバ刺し品切れってよ…つくづくついてない（涙）。
　おいおい長男君、ビビンバにコチュジャンかけてるね～大丈夫？など聞こうものなら「平気にきまってるでしょ」だて。あーこういうとこが中２病長男君13歳なのかｗメモメモ。
　辛さはOK.なのかと思ったら途中で長男君食べるのをバタっつと辞めて「もういい、生肉とか飽きた」「ご飯少ない」ですってよ。とにかく私とエビィで長男君の残りもの片付け。


　夫婦共同責任で息子の残飯を片付けお店をでたら長男君が言う。「ママー火の通ったもの食べたい」は、は、はぁ？　「おいこの穀つぶし！」という言葉を胸にギュッとしまい（飲んで忘れヨ）、それじゃあ２店目へ行って火の通ったもの食べよっか。からの流れでソンカルグクスとか麻薬キンパとか。
　エビィは焼酎私はビールで長男君にお付き合い。広蔵市場名物ピンデトっは前回私が飲みに来た時食べて泥酔したので今日はやめときま～す（笑）、今日は酒オンリーで！　


　それからホテルにチェックインに向かったけど生憎満室で（秋夕秋夕）、仕方ないので15時までお散歩へ。長男君リクエストで速攻ソルビン、甘いもの嫌いなエビィはお店に入ることすらせず周辺をフラフラするらしい。二人でシェアしようと頼んだ抹茶ソルビンは長男君が速攻ぐちゃぐちゃし始めたので私は無念の辞退…。長男君ソルビン独り占め！

　ナインツリープレミア明洞Ⅱホテルは３人１部屋１万円とリーズナブルながら立地便利、そしてキレイ。１DAYWi-Fiもつくし何よりこの光景が素晴らしく。
　一度チェックインしたら想像通り長男君もエビィもゆっくりし始めたので…えびとも１人で２時間明洞散歩に行ったのでした。秋の明洞聖堂奇麗だなぁ。
　女1人買い物するぞっと楽しみにしてはいたのだけれど、出発前日金曜に次男坊を迎えに来たばあばに、「ともちゃん、もう良い年なんだから安い服やめたら」とか散々言われて出鼻くじかれ。
　イオンにGUがオープンしたので一緒にいったのに、「私はもうおばあちゃんだからいいけど」「最近の女性はもっと良い服きてるでしょー」とか時代錯誤なこと言われ（そういいつつばあば自分のものはちゃっかり買ってｗ）。すっかり明洞ショッピングのテンションがダダ下がってしまい結局買わず。確かに回りの日本人も皆学生ばかりだもんなぁふう。オリーブヤングはメチャ混んでるし～結局ぐるぐる歩いただけでホテルに戻る。それだけでもリフレッシュにはなるし気持ちは上がるさ。

　さてと、17時前にホテルに戻ったらすっかりお昼寝エビィとスマホ長男君がゴロゴロしてた。さあそれじゃあ夕ご飯行こうぜーと気勢を上げ、向かうはコネストで人気とされてた肉典食堂5号店。どうやらホテルの真裏で歩いてすぐみたいだし。メニューは150ｇのバラとモクサル、そして牛。私達はお店おすすめの2人分セット55000ウォンを一つ注文。肉が450ｇと締めのチャーハン、パンチャン、サイダーがセットのやつ。注文すると後はお店の人が勝手にどんどん焼いてくれるのでひたすら飲んで待てばよい方式。

　目の前でジュージュー焼けていくので期待高まる～。でお味は不味いはずもなく、でもエビィ1切れ私2切れしかお肉食べてませんのでよく分からない（笑）。
　残り400ｇ以上をあっという間に平らげた長男君は「アー　美味しい」だそうです。締めのチャーハンも全部長男君のお腹の中へ。エビィと私は酒とおかずで満足じゃ。


　長男君が「ママーもう一度ソルビンソルビン」と言うので明洞へ。しかしなぁまたかき氷もおもろくないじゃん～と思った私の目論見でうまく誘導し、Cafe de parisへ男を連れ込む。エビィには「トイレ寄れば？」と言い。長男君には「ママこれ食べたいのよお」と直談判してボンボン（シャインマスカット＆マンゴー）17000ウォンをご注文。本当にデカくて美味しくて果物たっぷりなのでね～こればかりは独り占めさせてなるものかと攻防に出たえびとも。長男君と争って割と食べてやったぜイエーイ！　甘くってとっても美味しいパフェで二人のお誕生日お祝いだね。エビィは一口も食べずただの傍観者（笑）。

　ふぅぅもうお腹いっぱいーと満足して腹ごなしに賑やかな明洞ぷらぷら。そしたら有名な「明洞餃子」があってしかもすぐ入れそう。エビィが「行こうか」と言うので満腹なのに寄ることにする。そうかエビィはまだほぼ何も食べてないんだっけ（爆）。ただここアルコールが無かったもので時間もたず食べて出てホテルへ。
　長男君からお風呂に入ったらあまりにも長くて出てこないのでｗ、私とエビィは退屈になってホテル近くのコルベンイ通りの路上店へ。ツブ貝の唐辛子和えで3次会？4次会？をする。美味しいなぁでも食べられないなぁ、あはは。
　秋夕で少し寂しい路地裏、路上でちびちび焼酎あおって長男君会議開催。有効な長男君の現状打破策も打開策も解決策も思い浮かばないけどさ、とりあえず呑んで楽しく今夜を過ごすのだ。今が一番大事～！

ソウル旅行1日目

　前日に次男坊はじいじばあばの家へゴー。
　さて旅メンバー長男君はというと…当日朝はいつまでも起きてこねーし。過労のエビィや夜勤明けの私の3倍以上寝て3倍以上行動が遅い長男君…涙。
　結局10時に起こし、37分の電車に乗るのに余裕を見て「15分に出るから支度しろ（「ボケ！」）」と叫ぶ母。出発からして何もかも遅いしトロイぞもうすぐ13歳。
　「下着と上着2日分用意して自分で持って（「さっさとな！」）」と叫んでから家を出るとあら早い。思ったより早く家を出られたのでエビィが「西友で酒買ってく」と言う。JRで成田に行くけれど在来線でも普通に飲む気満々のエビィ。
　というわけで乗車前に西友にチューハイを買いに寄って、エビィのお会計を待っている時…長男君がボソッと言うのだ。

「上着とか着替え、持ってこなかった～テへへ！」

「死ねよボケ（呆）」「アホかタヒね」なんだってんだよ～あんだけしつこく用意しろと言ったのに。
　というわけで西友でそこらで売ってるポロシャツを急遽2枚お買い上げ、500円×2枚で1000円也。あー本当に先が思いやられる。
　素面で長男君と対峙し怒ってストレス貯めていくか、酔って長男君との関わりを全て放棄してストレスフリーに生きるべきか、えびともは今悩みどころな人生岐路だわよ。
　とりあえずは私メンタル弱いから酒飲んどこー（爆）。で飲みながら怒ることなくゆるく出発。感覚を麻痺させるのは幸福への第一歩（笑）。

　朝食抜きの長男君は弥生軒でまずは唐揚げそば朝食。ずるずるずる、長男君は語彙が少ないから「アー美味しいけど」位しか感想はない。ま、アーとりあえず美味しいって感じなんでしょうかここ。
　長男君の語彙力不足により感想はアテにならぬと分かってるから（笑）…でも美味しいんだと思いまっくす。語彙力無いって悲しいっす。

　JR成田からまず第2ターミナルへ。3タミのフードコートでモニター案件を持ってたのでそれを片付けに行く。そして連絡バスで第1ターミナルへ移動。
　長男君は5F展望台に追いやって、エビィと私とでカードラウンジ2軒ハシゴして酒ゲット。。TEIラウンジでｄカードゴールドでスパーリングワイン、IASS Executive Lounge 1で缶ビール1本を5分位でかけつけ一気。8月と同じで駆け足でアルコール処理して長男君の元へゴー。そしてフラフラしながら成田空港国内線乗り場に移動します。

　成田ー名古屋便はなんと88人乗りのプロペラ機、しかも沖止め。いつもとは全く違う成田に興奮する。成田ってこんな小型機飛んでたんだ～今回の航程は色々初体験させてくれるもので、直行便より面白かったかも。
　それではANAのプロペラ機に乗ってまずは名古屋へ。

　酔ってうとうとしてたらエビぃに起こされた。何かと思ったら富士山！　　
　眼下にそれはそれはキレイにくっきり富士山がみられて不意打ちで感動して酔い覚めた！　絶景かな絶景かな～プロペラ機で高度低いからか、景色いいーと外見てたら飽きなくすぐに着陸態勢に。
　飛行機は大型機より小型機の方が良いこと多いような気がする。アッという間に60分で名古屋に到着。成田から名古屋に60分だったら新幹線の方が断然便利だと思うので、もう乗ることはないだろうまことに貴重なフライトでした。

　セントレアに定刻で着いたらお喋りするヒマもなくてくてくてくてく。お初セントレアの様子をひとつも見ることなく到着階から出発階に駆け上がり、何も見ずどこも寄らず本当に一直線で出国。お目当てのスターアライアンスラウンジへ直行。成田と違ってPPでも立派なラウンジに入れるんだわ。急いだおかげで1時間はいられそう、ちょっとおハイソな空間にうちの3人ひそかに喜んでる（笑）。糖質制限ダイエット中のエビィですらいきなりカレー解禁しててｗ、1人3杯もカレー食べてるし（笑）。
　ワインとハイボールとビールしこたま飲んで飲んで飲んで。セントレア良いとこだね～（ラウンジ以外全く知らないけどｗ)。

　名古屋(中部) からソウルは定刻で18：50発20：50着。預け荷物も無いので入国もスルーであっという間に仁川。今回はAREXを使うつもりだったのに「次の直行は21：47よ」と言われたエセレブエビィが「30分も待てないヘイタクシー」と仰る。
　お値段倍以上するのに、荷物もないのに…老齢化エセレブがタクシーと言うのでタクシーでソウル駅へ。私はお金も大事だけど、電車の方が早くて結果到着同じだから電車でいいと考える庶民主婦。けどエセレブ様の仰せの通りにタクシーで行く。こういう時自分のパートの時給とかは思い出しちゃだめなやつ。仁川→シロアムサウナまで5600円。シロアムサウナ横づけで降車してまずは腹ごしらえ。スンドゥブとキムチチゲとビールで乾杯。ソウルはどこで食べてもやっぱり安定、旨し。パンチャンご飯ついても650円しかしないしやっぱコスパ◎。

　今日のお宿はチムジルバン。15か月ぶりです～やった！　男女別れるからとりあえずお風呂入って50分後にレストランで待ち合わせ。ガシガシ入浴して食堂に行くとエビィがいて「長男君は風呂入ってない」と言う。エビィが入ってる間はベンチで待ってたんだって、ああ面倒くさい感じだなこりゃ。「パパとママはこの食堂でビール飲んでるから入ってきな」と時間差で長男君は1人男子風呂へ。私とエビィは食堂でポカーンと長男君待ち。

　ボーっとしながら二人で缶ビー。「お風呂一緒に入ればいいのに～」と思うが、思春期男子はこんなもんだとエビィが言う。韓国で1人でお風呂入る方がエビィと一緒に入るよりいいんだー。色々すごいな。
　言葉も分からない韓国で1人で普通にお風呂入って出てきた長男君。しかも待たせてる私とエビィを意に介さない長風呂（笑）。のんびりお風呂入って気持ちよかった？ときいたら「アー」と言う長男君、ソウルに来てもマイワールド滞在中也。
　さあそれじゃとりあえず今日は寝ようか、洞穴カプセルベッドに3人個別に入ってっておやすみなさいませ。

ソウル旅行準備

■宿泊　
①シロアムサウナ(ソウルチムジルバン　9/14　大人17000ウォン×3（5100円）
②ナインツリープレミア明洞Ⅱ （明洞　9/15　パノラマファミリールーム　大人3名素泊まり11000円）

■エアー
①9月14日 NH491　東京(成田) - 名古屋(中部)　16:00発17:15着
②9月14日 OZ123　名古屋(中部) - ソウル 　 18:50発20：50着
③9月16日 OZ102　 ソウル（仁川）-東京（成田） 9：00発11：20着
④1 月 日 NH019　東京（羽田） - 大阪(伊丹） 10：00発　11：10着

◇必要マイル数　45,000マイル　（大人3人分）
◇お支払い総額　27,570円

　最近私には絶対に相手にウケる鉄板ネタがある。ずばり「エビィ人格改造ネタ」。O型で温厚である（と思われる）エビィ。見るからに血の気がなく腰が低いのでよく「怒らなそう」「優しそう」などと言われて半生を過ごしてきたエビィ。そのエビィが最近よく怒鳴るんである。
「今まで45年も穏やかに生きて来たエビィのくせにさー」という振りから「最近よく怒鳴るんだよ～」とDV激白を匂わせ、「仕事いそがしくて」と同情をひき、「過労死するかも」と不安をあおったところで。
　「実は長男君があまりにとろくて」「さすがのエビィが怒鳴っても鈍くて」「長男君のせいであのエビィが怒鳴るようになったの！」とネタをあかす。
「あのエビィの人格までも変えてしまうマンモスパワーのマイペース長男君！」というのがオチ。どんだけ長男君がボーっとしてるかを知るじじばばやスカウト関係の人にはとにかくこの話はウケる。「あのエビィが怒鳴るなんて…長男君の破壊パワーガクブルｗ」爆笑。「あのエビィが怒鳴るなんて…ウータ本当にすげー」爆笑！

　エビィデストロイヤー長男君はそのマイペースを維持しつつ、体力と力量を増殖させ、周囲を長男君エアーに巻き込みながら大型に発達してもうすぐ13歳。
　彼は基本無気力無欲なので欲しいものはないそうなので放っておいてもいいけど、思いついて「誕生日旅行行こうか」と言うと「行きたい」と。次男坊は行かないというのでエビィと次男坊は留守番で私と長男君で二人で行こうと思う。
　が仕事が忙しくて過労死寸前のエビィも「行きたい」って。行先はお手頃韓国で良いね～。チムジルともう1年も遠ざかってる生肉食べて栄養補給してこようか。ということで、あっという間に手配完了～。次男坊を妊娠中に3人で行ったソウルへ、10年ぶりにまた3人で行こうじゃないか。

　今回の長男君誕生日旅行は、長男君には肉とA380搭乗をプレゼント。もうすぐ誕生日の私にはチムジル＆ショッピング1人時間をプレゼント。そしてエビィには長男君と過ごす楽しい時間をプレゼント。私は1人で勝手に過ごすからエビィは長男君と一緒に、お風呂やホテルで二人の素敵な時間を過ごしてくださいな～（笑）。
　今仕事が忙しいエビィに旅行は良い気分転換になるかもーと思ったけどさ、いやいやこれって気分転換になるのかｗ？（いやなるまい）　
　エビィと長男君の蜜月デートでより一層エビィの人格改造が進むんじゃないのか？　う～ん次男坊とのお留守番を捨てて、長男君との旅を選ぶあたりもしやエビィ相当病んでるｗ？
　とかなんとか言ったって、私とエビィが超絶甘やかして育てた結果がこれなのだ。心地よくマイワールドにたたずむ長男君を現実社会に引き戻せるのはエビィしかいない、ここは人格変えてでも長男君をよろしく頼むところだ。
　さあ。身長も体重もエビィを超える13歳（精神年齢-10歳）長男君の誕生日お祝い旅へ～いざいかん。

プーケット旅行で買ったもの

　買いに行くのはビールと飲み物調達のためのコンビニばかりの今回の旅行だけど、唯一の大物買いは長男君の中学通学用バック。
　登校前に「忘れ物しないように支度しなよー」と言うと「大丈夫ずっと全部入ってるから」と威張って答える長男君。
　ハノイで買った1号バックに毎日毎日バカみたいにくそ重い教科書類を全部入れっぱなし、更に1リットル水筒、更にテニスラケットまでぶち込んで使ってたらある日ビリっと破れた。
　いくらハノイで激安で買ったやつとはいえ（自称本物ｗ）、絶対おかしいのは長男君側。ということで懲りずにベトナムクォリティバッグ2号を再び購入。日本で高いやつなんて買ってあげないから。

　息子達は買う目的のない冷やかし買いものブラブラとかは大嫌い。だけどエビィがアジアの女性と交渉してひ弱く負け（笑）、うーんとかいいながら気弱に交渉するのを見るのは大好き（笑）。今回もエビィは、ベンタイン市場で最初から勝ち目などない超手ごわいお姉さん相手にちょこっと頑張った。1600000vndを1000000vndになんとか値下げして購入。ハノイでは2500円で買ったのに今回ホーチミンでは5000円だったよ～。
　
「3000円のは偽物、5000円のは本物だ！」というお姉さんに乗せられ、「じゃあ本物の方がいい」と長男君はうっかり騙され父子ともども良い鴨。いえいえ両方にせも…じゃなくて両方とも本物でしょー棒（爆爆）。

プーケット旅行6日目

　バンコクイータスでおはようございます～朝からプハッ。
　TVで日本のテレビ番組がほぼ全部リアルタイムで見られるので、バンコク7時半にTBSのサンデーモーニングで高校野球「喝～っ」とか見ながら長男君の起床待ち。このホテルを選んだのはクラブルームAccessつき大人4人、77㎡で33000円とお手頃だったからだけど想像以上に豪華で居心地が良い。18時までのチェックアウト可能という特典が決め手だったが、チェックアウトまでずっとここにいてビール飲んでるのも悪くないな～とふにゃけるおばさん。

長男君を８時位に起こして朝食へ。レストランでまず朝食を済ませて、その後クラブラウンジでコーヒー。「どちらでも朝食OK」と言われると両方いかないと気が済まない貧乏性ｗ。
　今夜のホーチミン行飛行機は19時半なので、16時半位にチェックアウトすればよい。自分1人で買い物に行くというトキメキプランもあったんだけど、せっかくのバンコクなので少し出かけようと思う。
　とはいえワット系は興味ないし、ショッピングは無理だし、マハナコン（展望台）は入場料がべらぼうにお高いので。選んだ行先はスネークファーム。24年ぶりの再訪です私。ここならきっと息子達満足なはず！　
　ホテルからは1.7キロ位なので歩く気満々だったが息子達が「タクシーいるよ～タクシーでしょ～」と連呼、朝から酔っ払い母ちゃんは抵抗する元気もないのでヘイタクシー♪　でもスネークファームじゃなくて何故か行先はルンビニ公園。

　ルンビニ公園に寄った目的はオオトカゲ。ここにはオオトカゲがうじゃうじゃいるという口コミを信じて歩いてみる。が途中でおばちゃんから餌付けの餌買って鯉エサに夢中な息子達。
　つい夢中になっちゃって11時のスネークファームショーに間に合わない！　ここから700ｍ歩いてそげ急げ～道中道端には沢山のオオトカゲ、こんな都会の真ん中にすごいな。


　なんとか10分前にスネークファーム着。30分位コブラショーを見る。案内役のタイ人がすっごい楽しそうに英語で蛇の紹介をするので感心し、次男坊に「好きなことを仕事にしててすごいねぇ、へび好きなんだねぇあの人」とつい話しかけたら、次男坊も「へび好きなんだねぇ」だって。英語分からないけどすっごい彼の笑顔に蛇愛を感じて地味に感動。

　最後は蛇と記念撮影。たしか24年前にも撮りましたっけ。写真を並べてみたい気がするけど怖くて出来ない（笑）。なんかついこの間のことみたいによく覚えてて四半世紀経つとは到底思えない。


　館内で蛇を沢山見た後はタクシーでビューンっとショッピングセンター・セントラルエンバシーのソンブーンへ。この旅行で息子達がやけにプーパッポンに嵌ったので、だったら最後にドカンと本物行ってみよう！　と意気込んでやってきた。
　少し待ったけどドデーンと登場した油ギトギトの元祖プーパッポン、マンモスおいｐかったっす。チャーハンとプーパッポンとビールで5600円！　高いけど安い！　食べてみるもんですこれは。ギトギトギト、プハー至極の時。

　セントラルエンバシーは高級ショッピングセンターで地下2階に高級フードコートEATHAIがある。ここメチャクチャオシャレで、タイ全土のご飯を屋台で食べられるというコンセプト。入場でカードをもらってそれを使って購入し、最後に遣った分を精算するという最新の仕組みです。エビィと私はレストランではいつも余りモノしか食べないので（笑）、ここでソムタム食べて栄養補給。
　1日中ここにいてうだうだタイ飯食べるっていう過ごし方をしたいもんだ。それだけで十分満足できる気がするおばさん。

　ホテルまで10分かけて歩いて戻って、今度は駆け足でクラブラウンジのアフタヌーンティー体験へ。
エビィは一度行ってみたものの「アルコールないから部屋に戻る」って戻ってったよ…絶句。おばさんは甘いのもいけますのでここでも本気だしてこー。
　十分なおばさんである私は「元を取る」ことに命をかけて生きてます（爆）。スイーツはひとつひとつ全部丁寧でマンモスおいPっす。


　さあて、ゆっくりシャワーもあびて15時半過ぎ、いよいよチェックアウトですよ～。なぜこんな早く空港に向かうのか、いわずもがなエビィはウキウキしてラウンジを検討中。「ターキッシュ」「エアフランス」などぶつぶつ言って幸せそうに悩みながらスワンナプームへ。難関・行列の出国と手荷物検査に60分ほど費やしつつ、ようやっと出国して早足で向かうラウンジは～。


　結局10以上のラウンジから選ばれたのは、3月にも行った「miracle　ファーストラウンジ」なのでした～。当初エビィと長男君はもう一軒行くと張り切っていたけど、エビィは豊富なアルコールラインアップに「もうここでいいや」と満足し、長男君はシャワーがあまりにも長すぎて他に行けないという事態に。うちの長男君のシャワー好きはちょっと心配なレベル、マイペースだから急がないでまぁゆっくり入り続ける不思議ちゃん、何してんだ？　我が家で唯一女子力高めな生活してる。

　ゲートに移動するとき、沢山のラウンジ入口でエビィと長男君は写真撮影。それって記念になるのか（笑）？　12月に再び来ますバンコク、その日を楽しみに頑張るからね～、またねバンコクさん！



　飛行機はバンコクからホーチミンへ。ホーチミンで乗り継いで成田へ。ホーチミンでは2時間あるのでオーキッドloungeへゴー。ここは窓から飛行機が見える作りで、長男君が「ANAがいる」「ANAがいる」と大興奮。何がそんなに良いんだい？

　6年前、長男君が小学校入学して始めた夜パート代で、家族4人の初めての個人旅のためにエイヤって公式HPで買ったホーチミン成田往復のANA便。日本語モニターが安心だからとわざわざ選んだANA航空代金は大人2名子供2名で32万円だった。

　7月からのパート代を遣わず貯めて11月に航空代金を支払ったら残高はゼロになりました、これ嘘みたいな本当の話。
　阿呆な過去を思い出し、長男君の耳元に「なんかママ可哀そうじゃない？」「ANAにそんな価値あったかな？」「今回の航空券はバンコクまで4レグで12マンだよ～何が違う？」
　長男君に愚痴をささやき続ける酔っ払いおばさん。あの時の高い授業料があってあの痛い失敗があって、今の旅好きお得好きおばさんがある。
　無知は悲しいし足元みられるんじゃー、長男君は正しい判断力のある大人になりなしゃい！　賢い消費者になりなしゃい！　おばさん呂律回らずこれこそ楽しい絡み酒（爆）。
　ANAはねぇポイ活で稼いだマイルで、ANAにお金遣わない人乗せてんだからね～（今のオレのことｗ？）アタシからは32万もとっといて←しつこく根にもってる。
　
　あのとき32万円払って付与されたマイルは4人で1万ちょっとだった。今私はANAに現金なぞ1円も払わず18000マイルを毎月稼いでる。
　　モヤっとするこの消化不良な思いは多分一生続くことでしょー（笑）。おまけに32万も払ったくせに成田で2時間半出発遅延したんだよねあの時、恨みつらつら。

　てな感じでとぐろまいてエンジョイしたラウンジを出たらいよいよベトナム航空機で帰宅です～。　この旅6レグ目にして初めてモニターが見られる機材で「ボヘミアンラプソディ」と「グレーテストショーマン」歌ってたら朝にはもう成田！ 　さあ楽しかったタイ旅行を終えていざ日常へ。
　次の年末旅行まで張り切っていきまっしょい。完。